・M&A仲介業界への転職を検討している方
・M&A仲介への転職においておすすめの資格を知りたい方
・資格を複数保有していて有利に働く業界を知りたい方
そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。
- M&A仲介への転職でおすすめな資格
- その資格が有利に働く理由
- M&A仲介への転職に必須な資格
以下の実績を持つ筆者が徹底解説します
・M&A仲介会社特化型の転職エージェントの社長
・大手M&A仲介会社、ベンチャーM&A仲介会社で勤務経験あり
・300名以上の転職サポート経験でM&A業界への転職成功ノウハウを確立
数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界では稀有な存在として認知していただいています。
無料で転職相談してみるM&A仲介会社への転職ならユニークボックス
下記の強みが、あなたの転職を成功に導きます!
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- 弊社独自の特別選考ルートを多数確保
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無料で転職相談する今回はM&A仲介業界に転職するにあたって、おすすめな資格を5つご紹介します。大前提、資格の有無よりも候補者の方の能力や今までの実績、そしてM&A仲介業界への熱意や理由が選考では大切です。しかし、少しでも有利に選考を進めたいという方もいるのではないでしょうか。そのような方へ向けて、M&A仲介会社の選考において有利に働く傾向にある資格を、M&A仲介業界に特化した人材エージェントであるユニークボックスが解説していきます。少しでも選考を有利に進めたい方で何かしら資格を取得したい方や、何かしら既に資格を持っていてそれが有利に働くかを知りたい方は是非ご覧ください。
M&A業界でおすすめな資格5つ
今回、ご紹介する5つの資格は以下のとおりです。
- 公認会計士・税理士
- 弁護士
- 中小企業診断士
- 宅地建物取引士
- 簿記2級
上記以外でもJMMA認定M&Aアドバイザーや事業承継士、司法書士は多少有利に働くことがありますので、別途追記します。上記の資格を保有していて、M&A仲介業界に転職を検討している人は是非一度弊社までお問い合わせください。業界経験者が各社の資格保有者の状況や選考の傾向などをお話させていただきます。
無料で転職相談してみる1.公認会計士・税理士
M&A仲介業では税務、財務、会計面の知識が非常に重要となります。会社の決算書を読んだり、税金の目安の計算をしたり、株価の算定方法を計算したりなど、それらの知識を活用する場面が多々あります。そこで、公認会計士や税理士の資格を保有している方であれば、一定程度それらの知識を習得していると一般的には考えますので、M&A仲介業界に転職する上で有利に働きます。
募集ポジションとしては、M&Aアドバイザー(フロント)はもちろんの事、コーポレート部門での採用可能性もあります。コーポレート部門の場合、M&Aのアドバイザリーやデューデリジェンスにおいて出てくる課題や問題点を専門家としてアドバイスをし解決に導く役割です。M&Aアドバイザー(フロント)より固定給が高い傾向にあり、M&A仲介の仕事に対して固定給が理由で一歩踏み出せない公認会計士、税理士の方は、コーポレート部門でのエントリーをおすすめします。
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M&A業界特化型エージェントのユニークボックスでは、公認会計士、税理士の方のM&A業界転職において、M&Aアドバイザー(フロント)ではなくコーポレート部門でのご支援実績もございますので、気になる方はお気軽にご相談ください。
無料で転職相談してみる2.弁護士
M&A仲介業は、法務的な仕事と切っても切れない関係にあります。M&Aにはさまざまなプロセスがあるのですが、多くのプロセスにおいて「契約書」というものが出現します。初めのほうに出てくる契約書では、秘密保持契約書であったり仲介契約書、最後のほうに出てくる契約書では株式譲渡契約書などがあります。上記のように、各フェーズで法務的な知識をもって対応することが求められるのです。そこで、弁護士の資格を保有していると、法務的な対応は問題ないだろうと他の候補者よりも一歩リードした状態で選考に臨めることは間違いありません。
3.中小企業診断士
M&A仲介における譲渡企業は主に中堅・中小企業となります。そして、中堅・中小規模である譲渡企業のビジネスモデルであったり、会社の強みや弱み、競合環境などを整理して譲受企業に提案しなければなりません。そこで、中小企業診断士の資格を保有していることで、他の候補者と比較して企業分析やコンサルティング能力に長けていると捉えられがちですので、選考上有利に働くでしょう。
4.宅地建物取引士
この資格は少し意外かもしれません。理由としては、中小企業のM&Aでは想像以上に不動産が絡んでくることが多いです。先祖代々から土地を保有していてその土地に工場を建てていたり、都市計画法による建て替え制限があったり、不動産会社の案件があったりなどです。そして、意外に土地関係によるトラブルはM&Aにおける価格減額要素になりがちです。あらかじめ不動産の知識がある方は、事前にその旨を顧客に説明することでトラブルを未然に防ぐことができますが、そうでない場合は破談となってしまうケースもあります。以上のことから、宅地建物取引士の資格を持っていることで、不動産関係の知識があると捉えられますので、他の候補者と比較したときに選考上有利に働くでしょう。
5.簿記2級
簿記2級は、会計に関する基礎的な資格の一つです。この資格は入社後に取得必須とするM&A仲介会社が多いです。事前に簿記2級を取得しておくことで、M&A仲介への興味関心が高いというアピールになるかもしれません。M&A仲介に行きたい気持ちを口だけで語る人と実際にアクションをしてこのような資格を取得している方では、差は一目瞭然ですね。もし選考までに時間の余裕のある方は、取得しておくと良いでしょう。目安の勉強時間は250~350時間、約4~6カ月程度です。
その他の資格
JMAA認定M&Aアドバイザー
日本M&Aアドバイザー協会が独自で発行している民間資格です。公的なものではありませんが、現在M&Aアドバイザーは誰しもが名乗れる職業ですので、こういった資格を一つ保有しているだけでも、転職活動や実際の営業活動では有利に働く可能性はあります。取得のフローとしては、講義を受講し修了試験を受けて合格となれば取得できますので、そこまでハードルが高いものではなさそうです。M&A業界への転職において、しっかりと準備したい方や長期での転職を見据えている方は取得しておいて損はないでしょう。
事業承継士
一般社団法人事業承継協会が発行している民間資格となります。JMAA認定M&Aアドバイザー同様で、公的なものではありませんが、M&Aアドバイザーは参入障壁が低くクオリティも担保されていない中では、一つの権威の証明となるでしょう。転職活動においても、M&A業界への関心度の高さをアピールできますので、取得しておいて損はないでしょう。
M&Aエキスパート認定資格
一般社団法人金融財政事情研究会の認定資格です。この資格はM&A仲介協会が取得を推奨している資格ですので、時間のある方は認定試験を受けて取得するべき資格といえます。昨今、M&A仲介業界は参入障壁の低さから様々なプレイヤーが参入しており、業界としてのモラルを問われています。そのような中で、M&A仲介協会が発足し、M&A業界のモラル向上のために様々な施策を打っております。その中での資格推奨となりますので、特に上場会社のM&A仲介会社を希望する方は、取得しておいて損はないでしょう。エキスパート認定資格の中でも、シニアエキスパートといって通常よりも難易度の高い資格もありますので、一般のエキスパート試験に合格した方は次のステップを受験してもいいでしょう。
ファイナンシャルプランナー
通称FP(エフピー)といったりしますが、お金に関する知識や保険に関する知識などが必要な資格となります。この資格は、持っておいて損はないですが、転職活動やM&Aの実務スキルにおいて有利に働くかといったら、そこまで大きな影響はありません。現在、保険や金融関係の仕事についており、将来的にM&A業界への転職を検討している方は取得しておくべきですが、それ以外の方はわざわざFPの資格を取る必要はないでしょう。
司法書士
弁護士ほどではないものの、法律の知識をある程度保有しているとアピールすることができます。M&Aの実務においては、登記や各種申請の手続きなどの業務が発生する場合があります。そのような場合に、司法書士の資格を有していることでスムーズに仕事が進むでしょう。ただ、ゼロベースで司法書士の資格を取得するのは、勉強時間と難易度を考慮するとかなりハードルがある中で、M&A業界への転職や実務において、そこまで役に立つものではありません。従って、M&A業界のためだけに取得を目指すのはおすすめしません。
これらの資格は実務上でも役に立つものが多いので取得しておいて損はありません!
資格取得のメリット
資格取得の意義と必要性
資格取得の意義としては、M&A業界で活躍するという事とM&A業界への内定を取るという二つの観点で役に立つと考えます。M&A仲介の仕事は総合的な知識やスキルが必要となってきますので、一定の分野で資格を取得することで、その分野については専門的な知識をつけることができます。
以下が各分野における資格となります。
- M&A:JMAA認定M&Aアドバイザー、事業承継士
- 会計・財務:公認会計士、税理士、簿記2級
- 法務:弁護士、司法書士
- ビジネス:中小企業診断士、宅地建物取引士
多くのM&Aアドバイザーはどの分野であっても資格を有していないことが多く、一つでも国家資格、民間資格、認定資格に問わず資格を保有していることで、売り手・買い手からはM&Aのスペシャリストと認識されるキッカケになることは間違いありません。試験内容は特段難しいものではなく、受験資格等もありませんので、M&A業界で活躍できる可能性を1%でも高めたい場合には、取得をおすすめします。
スキルの証明となるメリット
クライアントから信頼を得やすいことがメリットだと考えます。今、M&Aアドバイザーは有象無象に存在する中で、貴方に頼む理由をクライアントは探しています。そこで、資格を何かしら保有していることで、他M&Aアドバイザーと差別化することができますので、仕事上有利に働くでしょう。
M&A業界で有利な資格5選まとめ
今回の記事では、M&A業界で有利な資格を以下5つご紹介しました。
- 公認会計士・税理士
- 弁護士
- 中小企業診断士
- 宅地建物取引士
- 簿記2級
時間がある学生様は特に上記の中から1つでも多く資格を取得することをおすすめします!
上記資格は、M&A業界への転職と同時に、M&Aの実務においても役に立つ資格ですので、一つでも持っておけると有利に選考、仕事が進むことは間違いありません。上記以外の資格でも、以下のような資格は取得しておくとM&Aの基礎知識ができますので、お時間がある方は取得を推奨します。
- JMAA認定M&Aアドバイザー
- 事業承継士
- ファイナンシャルプランナー
- 司法書士
ただ、大前提としてM&A業界では資格の保有有無より、今までの仕事の実績やM&A仲介という仕事に対する熱意などのほうが選考上においては大切です。上記の資格を保有していたからといって必ず内定が出る、M&A業界で活躍できるという訳ではないですし、一方で資格を保有していないからといって内定がでない、活躍できないという訳ではありません。
M&A仲介業界に転職を検討している人は是非一度弊社までお問い合わせください。業界経験者が各社の資格保有者の状況や選考の傾向などをお話させていただきます。
無料で転職相談してみるM&Aコンサルタントの年収は?
M&Aコンサルタントは、年収がかなり高い職種として知られています。上場会社では、M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は3,161万円、ストライクの平均年収は1,514万円、日本M&Aセンターの平均年収は1,114万円です。総合商社、外資系企業と並ぶ待遇となっており、M&Aコンサルタントの年収が高い理由としては、以下の3つがあります。
- 年功序列ではなく成果主義の給与体系
- M&A仲介業のビジネス構造
- 仕事の難易度が高い
それぞれについて、以下から解説をしていきます。
1.年功序列ではなく成果主義の給与体系
まず、M&Aコンサルタントの給与体系は、固定給+インセンティブという設計になっています。インセンティブは、個人売上(=成約手数料)の一部が青天井に支払われる仕組みになっており、この給与制度が年功序列ではなく、成果主義の給与体系となっている理由です。例として、日系の大手企業などは、年齢や社歴に応じて、基本給が徐々に上がっていき、それに応じて賞与も上がる(基本給の3カ月分など)という給与体系かと思います。従って、日系大手企業の給与は年齢や社歴の長さと相関する年功序列になります。しかし、M&Aコンサルタントの場合、賞与は基本給の3カ月分などど決められている訳ではなく、自身の成果に応じた賞与(インセンティブ)となります。従って、年齢や社歴に関係なく、成果を出した人は年収が高くなるという仕組みなのです。つまり20代・30代であっても年収5000万円、1億円など夢のような年収を狙うことが可能です。
2.M&A仲介業のビジネス構造
M&A仲介業は、設備やシステムを販売している訳ではなく、一人のM&Aコンサルタントが体一つで売上を上げるビジネスモデルのため、最も大切な投資は人への投資となります。優秀な社員には長く働いて欲しい、納得感をもって働いて欲しい、といった経営陣の考えから、M&Aコンサルタントの給与が高くなるという傾向にあります。また、M&A仲介業界のマーケット環境が活況であることも要因の一つです。M&Aの仲介手数料は2022年、2023年と比較して上昇傾向にあります。これが意味する事としては、需要と供給のバランスでは、需要の方が多い状況といえます。
3.仕事の難易度が高い
M&Aコンサルタントは難易度の高い仕事であり、誰にでも出来る仕事ではありません。誰にでも出来る仕事の場合には、供給側が増えるので、給与も下がってします。の仕事が難しい理由は、百戦錬磨のオーナー経営者に対して営業をし、会社の売買という最も重い意思決定のサポートをするからだと筆者は考えています。M&Aコンサルタントはアドバイザーという立場で、両社の間に立ってアドバイスをしていきます。案件の途中では、オーナー経営者の気持ちが揺らぐ事や不測の事態が起こることが多々あります。そのような中でも、M&Aコンサルタントは気持ちを切らすことなく、忍耐強く仕事をしていく必要があるのです。
「稼ぎたい」という気持ちが強い方に、おすすめなのがM&A業界です。しかし、注意して欲しいのが「稼ぎたい」気持ち一本槍で面接を受けるとほぼ落ちるということです。
弊社ようなM&A業界に特化している転職エージェントを活用して、仕事内容の解像度を高く持っていただいた上で面接に臨むことが重要です。詳しくはお問い合わせいただければと思います。
無料で転職相談してみるM&A業界への就職・転職成功する4つのコツ
M&A業界へ転職を成功させる4つのコツとしては、以下のポイントがあります。
- M&A業界の理解を深める
- 志望動機を明確にする
- 自身がアピールできるポイントを整理する
- M&A業界特化型の転職エージェントを活用する
一つずつ解説していきます。
M&A業界特化型転職エージェントのユニークボックスでは、M&A業界の就活や転職を成功させる方法を熟知しています。実際に大手M&A業界で勤務していたキャリアコンサルタントが、あなたの転職活動をサポートします。
無料で転職相談してみるM&A業界の理解を深める
業界の構造や仕事の内容などの解像度を高めるところからスタートしていきましょう。M&A業界や仕事内容が理解できていないのにも関わらず、面接に挑むと面接官の意図しているところが分からなく会話が嚙み合わずに、見送りになってしまう可能性が非常に高いです。特に、FAS業界やIBDと混合してしまう人が一定いますので、注意しましょう。業界や仕事内容を理解するためには、M&Aに関する本を購入することや、ネットでM&Aの転職にまつわる記事を読むこと、YouTubeで動画コンテンツを見ることなどをおすすめします。未経験の方でM&A業界への転職を成功させる方に共通していることは、M&A業界への解像度が非常に高いということです。業界理解の努力を怠ることなく、転職活動を進めることを強くおすすめします。
志望動機を明確にする
なぜM&A仲介会社に入社したいのか?ということを明確にし、言語化しましょう。この志望理由が腑に落ちないと、面接官からの評価は悪くなってしまいます。志望動機の内容によって、優劣がつくということはあまりないので、オリジナルな理由で構わないので、その理由を深堀するようにしましょう。
以下に志望動機の例を挙げてみます。
- 後継者不在問題を肌で感じたので解決したい
- 実績に見合った報酬が欲しい、年収をもっと上げたい
- 優秀な営業マンが集う環境で勝負してみたい
- 将来起業したい
未経験者の方の8割以上が上記の志望動機となっており、その中でもオリジナリティを出しながら伝えて内定を獲得しています。
自身がアピールできるポイントを整理する
いわゆるスキルの棚卸です。今までの経験から、ご自身ができることや得意とすることを見つけていきましょう。そして、それらがM&A仲介の仕事にどう活きるのか、どのように活かせるのかを考えて、自己PRそして強みを考えていくようにしましょう。その際、弊社のキャリアアドバイザーに頼っていただくことも得策です。ご自身で考えていなかった強みや特徴がアピールポイントになることもあります。M&A仲介会社の面接や転職において実績のある弊社だからこそ出来るアドバイスですので、気になる方は弊社までお問い合わせください。
無料で転職相談してみるM&A仲介に活かすことのできない、もしくは活きることがない強みをアピールしても、M&A仲介会社の面接では何一つポジティブにはならないので、注意が必要です。
M&A業界特化型の転職エージェントを活用する
M&A業界特化型エージェントの場合には、M&Aの仕事についても正確に理解することができますし、会社ごとの特徴についても丁寧に教えてもらうことができるでしょう。また、面接情報においても、業界に特化しているため情報の質が高く、業界特化型エージェントを活用しない理由はありません。その中でも、弊社ユニークボックスが提供する無料転職サービスは、キャリアアドバイザーが全員M&A業界経験者という事から、どのアドバイザーであっても正確に仕事内容をお伝えすることができるので、おすすめです。また、独自の非公開求人を保有していることや、面接情報についても長年培ってきたデータが膨大にありますので、その情報を基に面接対策ができるので内定率が高く、おすすめです。
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