
ユニークボックス CMO
大冨 翔太郎(おおとみ しょうたろう)
新卒で大手M&A仲介会社である株式会社ストライクに入社。入社後は30件以上のM&A案件を手掛け、同社において成績上位者として表彰を受けるとともに、最年少での昇進を果たすなど数々の実績を残す。2023年5月に独立し、代表である梶川とともに合同会社ユニークボックスを設立。若手の未経験者から経営層に至るまで、多様な層の転職支援を手掛け、豊富な実績を築いている。
今回は、証券会社からM&A仲介への転職が王道である理由を3つご紹介します。昔から現在に至るまで、M&A仲介業界は証券会社出身者を数多く採用しておりますが、その理由について詳しく解説をしていきたいと思います。
証券会社からM&A仲介への転職が王道である理由3選
証券会社からM&A仲介への転職が王道である理由3選
- 一定のボリュームをこなすことができる
- 富裕層、オーナー社長への営業の経験を活かすことができる
- 日頃の業務で事業承継問題に直面することがある
それぞれについて、以下から詳しく解説をしていきます。
一定のボリュームをこなすことができる
M&A仲介の仕事は泥臭い仕事もあり、成果を出すためには一定のボリューム(量)をこなす必要があります。一日何百件と電話したり、DMを手書きで送付してみたり、時には飛び込み営業をしたりなどです。
その業務に対して、抵抗感を覚える人も多いのですが、証券会社出身者の方は抵抗感を感じる人が少ない傾向にあります。
その理由は、証券会社でも同じように、一定のボリュームを求められるからです。有名な話では、昔は手を電話機にグルグル巻きにされて、朝から晩までテレアポをするみたいな話もありますね。
このように、証券会社でも泥臭い仕事を経験しているからこそ、M&A業界に来ても同じように泥臭い仕事を難なくこなすことができるのです。
富裕層、オーナー社長への営業の経験を活かすことができる
証券会社では、富裕層、オーナー社長に対して営業活動をすることが多いです。M&A仲介会社でも同様に、譲渡案件の発掘ではオーナー社長に営業をしていきます。
オーナー社長への営業は、言葉遣いからビジネスマナー、会話の内容、独特の間合いなど現場の社員に営業するよりかは難易度が高く、レベルの高い人間性や知識、コミュニケーション力が求められます。
証券会社出身の方は、日頃からオーナー社長へ営業活動をしているので、上記が体に染みついており、M&A仲介に飛び込んでも違和感なく営業活動をすることができます。
日頃の業務で事業承継問題に直面することがある
上記と関連する事なのですが、オーナー社長へ営業をしていると、営業活動中に事業承継に関する悩みや相談をされることが一定数あります。
証券会社の場合には、一般的にはそのような問題が出てきたら、本部に案件を投げて、その後案件規模に応じて、自社でM&Aのアドバイザリーをするのか、M&A仲介会社などに紹介するのかといったフローになります。
従って、最初に事業承継のニーズをキャッチした担当者は、M&Aのサポートはすることはほとんどなく、入口の部分でバトンタッチをしてしまいます。
この経験に、不甲斐なさや悔しさを感じ、また事業承継の問題が深刻であるとも感じ、M&A仲介会社に転職して自らの手で事業承継の解決をしていくという決断をする方が多いです。
やはり、日頃の業務の中で事業承継の問題に対して課題感を持っていた方は、M&A仲介会社に転職後も仕事への熱量が違うような気がします。
まとめ
証券会社からM&A仲介会社への転職は、証券会社での経験や身に付くスキルなどがM&A仲介会社に入ってからも活かせることが多いので、王道ルートといえるでしょう。
最近では、証券会社はネット証券の出現により手数料を稼ぐことが難しくなってきており、社員の給与やボーナスが昔と比較してかなり減っている状況です。
そこで、証券会社の方の転職先として、現在はM&A仲介とIFAで二極化している状況です。IFAは証券会社と業務内容はほとんど変わらないので、証券業務が楽しいという方にはおすすめです。
しかし、事業承継の問題を解決したい、瞬間風速的にお金を稼ぎたい、という人にとってはM&A仲介業界が向いているといえます。
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