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M&A業界の給料

【経験談】M&Aの成約件数とスキル及び年収の関係性

本記事はこんな方におすすめ

・M&A業界への転職を検討している人
・M&A業界における個人成績の目安を知りたい人
・M&Aの成約件数と年収の関係を知りたい人

そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。

この記事を読むと分かること
  • M&A業界の成約件数の目安
  • 成約することへの難易度
  • 成約件数別の年収の目安

今回の記事では、M&A仲介会社における個人の成約件数と年収や経験値などの関係を実体験をもとに解説していきます。

筆者は、今までに約15組(M&Aセンターのように売り・買い1件ずつのカウントであれば30件)のM&Aを成約させてきましたが、累計の成約件数が何件の時にどのようなスキルが身についていたかを解説していきます。

なお、筆者は新卒で大手のM&A仲介会社に入ったため、ビジネススキルやビジネスマンとしての経験値がゼロの状態からスタートしています。中途で入っている方はこれから解説する成長スピードよりももう少し早いと思います。

※今回の記事では1組と記載した場合は、売り手と買い手セットで1カウント。1件と記載した場合は、売り手と買い手それぞれを1カウントするとします。

代表梶川の写真

以下の実績を持つ筆者が徹底解説します

\筆者の実績/

・M&A仲介会社への転職に特化した転職支援サービスである合同会社ユニークボックス代表
・大手M&A仲介会社とベンチャーM&A仲介会社に勤務していた
・300名以上の方との面談を通して、M&A業界の転職を成功させるノウハウを確立

数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界では稀有な存在として認知していただいています。

成約件数を積み上げる=M&Aコンサルタントとして成長する

筆者の考えとしては、成約件数を積み上げることでしか、M&Aコンサルタントとして成長することはできないと考えています。これは、どんなに大きな案件を1件成約させても、10件それよりも小さい案件を成約させた人にはM&Aコンサルタントとしてのセンスや知識面で劣るからです。

今回は、筆者の実体験に基づき以下の成約件数の時のスキルを解説していきます

  • 1組
  • 3組まで
  • 5組まで
  • 10組まで
  • 15組まで
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1組

初成約の時は、M&Aコンサルタントとして始めの一歩という形になるため、かなり成長を実感することができます。しかし、全てが初めてであるため、とりあえず成約させることにいっぱいいっぱいとなるため、「やっと終わった」というような感じだと思います。

スキルとしては、M&Aを一周回したという経験値が身につきます。このため、日々の営業活動でも、自らの成約実績を実体験を持って解説することができます。

3組

3組のM&Aを行うと、ある程度自信がついてきます。しかし、自分では知っていると思っていても意外なところの知識が抜けていたり、成約させることにいっぱいいっぱいになってしまい、M&A後のトラブルを抑止するような契約書を作れなかったりということがあります。

また、M&Aコンサルタントは知識面のスキルももちろんですが、顧客の心情や本音を読み案件を成約に導く交渉力が必要になりますが、3組くらい成約させると、「あの時このように伝えたら顧客が怒ってしまったな」とか「あの時こういったらうまく案件がまとまったな」というような実体験に基づく交渉力がついてきます。

5組まで

5組経験すると、どれくらいの期間で達成するかにもよりますが、一人前になってきます。エグゼキューションのフェイズや、交渉力において、一人前を名乗ってよい水準と言えるでしょう。

一方で、資金繰りや現場のオペレーションなど、一見M&Aとは関係ないところへ配慮する能力や、買い手にM&Aの案件を提案するときの質などはまだまだ足りていない部分があります。

案件を推進する中で、大きなミスを犯しやすいのも5組くらい成約した段階かと思います。

10組まで

10組のM&Aを経験すると、M&Aの仕事に置いて知らないことは少なくなってきます。詳しくは知らなくても、なんか聞いたことあるなというような状態になってきます。これは、いろいろなM&Aの実務だけではなく、いろいろな業種の商慣習やビジネスモデルといった知識に関しても同様です。

この段階に来ると知識面でのスキルアップというよりは、交渉力の点でのスキルアップが重要になってきます。

より利害関係者が多い難易度の高い案件や、上場会社が相手になるような案件についても対応する力がついてきます。

15組まで

15組まで来ると、だんだんと一般的な株式譲渡の案件では、手触り感がなくなってくるため、より難しいスキームの案件や、より難易度の高い案件にトライしてみたくなります。

しかし、何組M&Aをやっても、この時こうしておけば良かったなとか、こういう風に話せばもっとスムーズに進んだなというような反省があることも事実であるため、何件やっても成長することはできます。

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M&Aの成約件数と年収の関係

M&A仲介会社によっては、累計の成約件数の数によって、固定給を昇給させていたり、インセンティブの料率をあげている会社もあります。多くの日系企業では、どういう風にすれば給料があがるのか分からない状況だと思いますが、M&A業界は全くそんなことはないですね。

まとめ

M&A仲介会社への転職ならユニークボックス

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