・新卒で業界研究をしている方
・M&A仲介業界に興味のある方
・M&A仲介業界について深く知りたい方
そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。
- 新卒でM&A仲介業界へ就職するメリット
- M&A仲介業界へ就職する方法
- 大手M&A仲介企業の年収や面接情報
以下の実績を持つ筆者が徹底解説します
・M&A仲介会社特化型の転職エージェントの社長
・大手M&A仲介会社、ベンチャーM&A仲介会社で勤務経験あり
・300名以上の転職サポート経験でM&A業界への転職成功ノウハウを確立
数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界では稀有な存在として認知していただいています。
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新卒でM&A仲介会社の内定を獲得する方法
M&A業界で内定を獲得するには以下の3つのポイントが重要になります。
- M&Aの仲介業務についてしっかり理解すること
- 新規開拓のインターンやアルバイトの経験を積むこと
- M&A仲介業を通じて何を成し遂げたいか?という事を明確にすること
1.M&Aの仲介業務についてしっかり理解すること
選考対策として最も重要なのは、M&A仲介の業務についてしっかりと理解することです。M&A仲介の仕事は学生である就活生にはあまりになじみがない仕事であるため、しっかりと事前に準備をしておかないと「調べてこなかったな」とすぐに面接官に見抜かれてしまいます。
だからこそ、ネット上の情報やOB訪問、本を読むなどして、しっかりと仕事の内容を理解しましょう。
弊社では、M&A仲介会社への就職を目指す学生様へ、実際に筆者がM&A仲介会社に新卒で入社し、その後当社を設立した経緯をもとに徹底的なアドバイスを行います。ぜひご活用ください。
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2.新規開拓のインターンやアルバイトの経験を積むこと
M&A仲介の仕事は新規開拓の連続となります。このため、学生時代にアルバイトやインターンで新規開拓に関連するような仕事を経験するのがプラスに働きます。その上、その仕事で活躍している方はM&A業界に入ってからも活躍できることをイメージできるため、内定も獲得しやすい傾向にあります。
>>【内定者の解説】M&A仲介会社でインターンをするメリット5選
3.M&A仲介業を通じて何を成し遂げたいか?という事を明確にしておく
M&A業界に入社をしてから、何を成し遂げたいのかを明確にしておくことが選考でもプラスに働きます。単に、お金を稼ぎたいやゴリゴリ働きたいというだけでは、面接官にも薄っぺらく感じられてしまうためです。
そのため、M&A業界に入って何を成し遂げたいのかを自己分析しておきましょう。
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M&A仲介の仕事はハードな側面も強いため、採用企業は適性も重視しています。入社後のミスマッチをなくすためにも、自己分析はしっかりと行いましょう。
新卒でM&A仲介会社へ就職するメリット4選
筆者は2019年4月に大手M&A仲介会社である株式会社ストライクに新卒で入社し、4年間勤務していました。
実体験をベースにM&A業界へ新卒で入社するメリットは以下の四つが挙げられます。
- M&Aアドバイザリー業務を通じて専門知識やスキルが身につく
- 年収1000万円以上を20代中盤で稼ぐことができる
- 難易度の高い仕事に若手でも挑戦できる
- レベルの高い環境でバリバリ働ける
それぞれなぜメリットとして挙げられるのか、解説をしていきます。全て私の実体験に基づくものです。
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M&Aアドバイザー業務を通じて専門知識やスキルが身につく
M&Aアドバイザーの仕事では、営業力や人間力といったソフトスキルに加えて、法務や税務、財務、経営戦略論等のハードスキルを身につけることができます。
これは、M&Aの交渉やデューディリジェンスのサポート、最終契約書の調整を通じて、上記のようなハードスキルがないと全く仕事にならないため、M&Aアドバイザーの仕事をしていれば必然と身につくスキルといえます。
筆者の先輩の新卒社員にも、Big4の財務コンサルティング会社や上場会社の経営企画に転職した方もいらっしゃるため、これはM&Aアドバイザーを通じて得たハードスキルが評価されてのことかと思います。
年収1000万円以上を20代中盤で稼ぐことができる
就活生の皆様は、高年収の水準として1000万円を思い浮かべる方が多いと思います。特に、30歳で年収1000万円というのは、選考を受ける企業の判断基準の一つになっているかと思います。
しかし、M&A業界であれば年収1000万円を突破するのは容易です。筆者も、25歳の時点で年収3000万円超稼いでいました。
ちなみに、M&Aキャピタルパートナーズは平均年収ランキング1位です!
難易度の高い仕事に若手でも挑戦できる=成長環境
M&A業界は、〈任せる文化〉が非常に強く、新卒1年目でもどんどん案件に触れ、どんどん顧客となる経営者と対峙する経験を得ることができます。
一般的な会社は、「入社3年目までは簡単な仕事しか任せられない」「入社10年間は重要な商談で一人で話すことはない」等の〈任せない文化〉が蔓延っている会社が多いと思います。
特に、金融やコンサルなどの相対的な業務難易度が高い仕事であればあるほどその傾向は強いと思います。
しかし、M&A業界は入社1年目からでもその方が優秀であれば、中途の方と同じように一人で仕事をすることができるので、どの環境よりも成長することができるでしょう。
レベルの高い環境でバリバリ働ける
M&A業界は、キーエンスやメガバンク、その他事業会社で上位7%レベルの実績を上げた方しか転職することができない、非常に狭き門です。
そのため、新卒で入社をすることですぐにトップクラスのビジネスマンと仕事をすることができます。
自由闊達な環境で、優秀な方と一緒に仕事をし、成果を上げて同世代の10倍以上の年収を稼げる、真の成長環境が整っていると言えるでしょう。
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M&Aとは? 新卒で目指す人が押さえるべき基本知識
就活生にとって、M&AやM&Aコンサルタントの仕事内容は馴染みがないと思うので、元M&Aアドバイザーの筆者が徹底解説します。
M&Aの基礎概念と定義
M&Aは、Mergers and Acquisitionsの頭文字をとったもので、日本語では合併と買収と訳されます。
M&Aというと過激な交渉の先に、多くの人がリストラされたり、伝統や文化が消されてしまうイメージを持っている方も多いですが、ほとんどの案件が、従業員もそのまま・社名もそのままといった世間のブラックなイメージとは真逆です。
これは、日本企業の経営者がもつイメージも同じで、以前はM&Aというと「ハゲタカ」「乗っ取り」といったネガティブなイメージが強かったですが、現在は事業承継問題の解決策として市民権を得ており、「M&Aは重要な戦略」というイメージが経営者の中で広がっています。
M&Aコンサルタントの業務の流れ
具体的なM&Aコンサルタントの業務の流れを見ていきましょう。
下表は詳細にM&Aコンサルタントの仕事の流れをまとめたものです。
出所:筆者が独自に作成
1.ソーシング
ソーシングとは、売り手企業を見つけるフェイズのことを言います。
中小企業の経営者に電話やお手紙を使って接触し、M&Aの提案を行います。その際、業界動向からM&Aの必要性を提案したり、後継者不在等の経営者個人のニーズに訴求したりします。
中小企業や経営者によって全く状況は異なるため、毎回オーダーメイドで提案をすることが重要です。
2.マッチング
このフェイズでは、1.ソーシングで開拓した売り手企業と買い手企業をマッチングさせることが目標です。マッチングの過程では、買い手候補となる企業をリスティングし、一社一社提案をしていくことが求められます。
その際、この会社をM&Aすることでどんなメリットがあるのか、業界知識を持ってしっかりと訴求することが重要となります。
3.エグゼキューション
このフェイズでは、2.マッチングでセットした売り手と買い手のM&Aを実際に成立させることが求められます。このフェイズでは、デューデリジェンスや最終契約書の調整といった専門性の求められるタスクが増えていきます。
新卒を採用している大手M&A仲介会社を解説!
筆者が就活をしていた2018年当時は新卒採用をしている会社は、大手のストライクと日本M&Aセンターのみでした。採用数も2社合計で20名程度と非常に限定されていましたが、現在は多くのM&A仲介会社で新卒採用を行なっています。
今回は、以下の大手4社を解説します。
- 日本M&Aセンター
- M&A総合研究所
- ストライク
- M&Aキャピタルパートナーズ
日本M&Aセンターに新卒で入るにあたって知っておきたいこと
日本M&Aセンターは業界最大手のM&A仲介会社です。海外進出やPMI支援等他のM&A仲介会社が進出していない領域にも早期に参入をしています。
会社名 | 株式会社日本M&Aセンター(プライム上場) |
創業 | 1991年4月 |
従業員数 | 1,083名 |
新卒採用数 | 80名 |
日本M&Aセンターは激務ですか?
日本M&Aセンターの働き方は、比較的激務だと言えます。しかし、分業型(下図参照)により効率的で組織的なマッチングを実現しており、朝は6時出社、夜は終電というような皆様が想像する”ブラック企業”のような働き方では全くありません。
担当案件の状況に応じて自分で考えて必要な仕事をするというのが基本的な考え方ですので、案件の進捗に応じて激務になったりゆったりとした働き方になったりします。
出所:筆者が独自に作成
また、日本M&Aセンターはセールスフォースの活用がかなり進んでおり、AIを活用したマッチングも最先端です。近年ブームである、DXやAIを活用した効率化も進んでいます。
出所:日本M&Aセンターの決算説明資料より
https://www.nihon-ma.co.jp/ir/pdf/240730_presentation.pdf
日本M&Aセンターの平均年収は1,200万円以上
日本M&Aセンターの年収は、平均で1,243万円となります。弊社の調べによると、トップクラスのM&Aアドバイザーは年収5,000万円を超えていることがわかっていますので、かなりの高収入だと言えるでしょう。
業界の特徴とも言えるインセンティブ制度により、たくさんのM&Aを成約に導いた場合や、大型の案件を成約させ高額の手数料をいただいた場合は、同世代の10倍を超える年収を稼ぐことができます。
一方で、同業と比べて固定給が高いことも特徴として挙げられます。同社は青天井に稼げるインセンティブ制度を有していながら、固定給も高いため、ノーリスクハイリターンとも言える制度設計を実現しています。
これは、日本M&Aセンターに限らず業界全体が同じ理由で社員の高収入を実現しています。
日本M&Aセンターの面接では何が聞かれる?
弊社ではM&A総合研究所の面接で聞かれたことをデータベース化しており、ご相談いただいた方に情報提供させていただいています。
今回はその一部を皆様に公開します!
- M&A業界への志望動機
- 日本M&Aセンターを志望する理由(最も大事!)
- あなたの強みの内M&Aの仕事で活かせそうなところ
これらは実際に聞かれたことです!
ユニークボックスでは、実際に日本M&Aセンターの人事の方に「面接攻略法」についてインタビューしております。ぜひ以下の動画についてもご覧ください。
M&A総合研究所に新卒で入るにあたって知っておきたいこと!
M&A総合研究所は、2018年10月に設立されたまだ歴史の浅いM&A仲介会社です。筆者が就活していたのは、2018年の春ごろですから当時はまだ設立前ですね。
会社名 | 株式会社M&A総合研究所 |
創業 | 2018年10月 |
従業員数 | 406名 |
新卒採用数 | 20名程度 |
M&A総合研究所は激務なのか?
M&A総合研究所は、一般的な会社と比較すると激務な方かと思います。理由としては、案件の進捗に応じて顧客の要望にクイックに答えていく必要があるためです。
しかし、M&A総合研究所はDXやAIに積極的に投資をしており、M&Aアドバイザーが本質的ではない仕事に時間を使わないような仕組み作りが進んでいます。
例えば、社内調整用の資料や稟議資料、誰でもできるような入力業務は全て分業化するか自動化しています。
出所:M&A総合研究所決算説明資料
M&A総合研究所の年収は、2,500万円以上!
M&A総合研究所は3年目以降の方の年収は、2,874万円です。企業情報部(売り手担当)、法人部(買い手担当)を集めた営業部全体でも平均年収は2,620万円です。
出所:同社採用ページ
一般的な事業会社では考えられないくらいの水準ですが、トップクラスの方は1億円以上の年収を稼いでいることから、夢のある会社だと言えるでしょう。
M&A総合研究所の面接では何が聞かれる?
弊社ではM&A総合研究所の面接で聞かれたことをデータベース化しており、ご相談いただいた方に情報提供させていただいています。
今回はその一部を皆様に公開します!
- M&A業界を志望する理由は?
- 手掛けてみたいM&AはどんなM&A?
- あなたの強みと弱みを3つずつ教えてください
- M&Aについてどの程度調べていらっしゃいますか?
これらは実際に聞かれた質問となります。
ユニークボックスで実際にご支援をしていたM&A総合研究所の25卒内定者の方の「ガチ面接」を公開しております。以下の動画についてもぜひご覧ください。
ストライクに新卒で入るにあたって知っておきたいこと!
ストライクは、筆者が元々勤務していた会社なので、実体験をベースに解像度高くお話をしていきます。
会社名 | 株式会社ストライク(プライム上場) |
創業 | 1997年7月 |
従業員数 | 301名 |
新卒採用数 | 30名〜50名 |
ストライクは激務なのか?
ストライクは、個人の意思や考え方を尊重する会社ですので、KPIベースでの行動管理や営業会社に多い激しく上司に詰められるといったことはありません。
そのため、働き方も人それぞれであり、土日もいつも働いている人もいれば、必ず19時には帰る方もいらっしゃいます。
激務にするもしないも、あなた次第というイメージです。ただ、私の実体験から判断すると転職1年目や新卒1年目は誰よりも働くんだという強い意志を持って、仕事に取り組む方が2年目と3年目で成果が出やすいと思っています。
ストライクの年収は平均1400万円
ストライクの年収は平均1,438万円です。同社も上位1位・2位は年収1億を超えています。「ストライクの社長より稼いでいる」人がいるのがストライクですね。
またストライクは固定給も高く、新卒でも初年度年収470万円という高水準です。
ストライクの面接では何が聞かれる?
弊社ではストライクの面接で聞かれたことをデータベース化しており、ご相談いただいた方に情報提供させていただいています。
今回はその一部を皆様に公開します!
- M&A業界への志望動機
- 仕事で大切にしたいこと
- 困難を乗り越えた経験
これらは実際に聞かれた質問です!
ストライクへの選考準備を万全にしたい方は 【就活生へ】ストライクに新卒で入社するには?採用情報や難易度は?選考ポイントは?の記事もご覧ください。
また、元ストライク社員が内定時の面接を再現した動画についても公開しております。こちらもぜひご覧ください。
M&Aキャピタルパートナーズに新卒で入ろう!
M&Aキャピタルパートナーズは、近年新卒採用を強化していますが、採用数は5名から10名とかなり狭き門となっています。弊社からも何名かご支援させていただいていますが、皆様新卒とは思えないレベルの方々です。
同業他社よりも大型案件の数が多いことが特徴で、DHCとオリックスの売買代金3,000億円という超大型案件が有名です。
会社名 | M&Aキャピタルパートナーズ株式会社 |
創業 | 2005年10月 |
従業員数 | 299名 |
新卒採用数 | 10名程度 |
M&Aキャピタルパートナーズの新卒選考に向けて、確実な準備を進めたい方はこちらの記事も参考にしてください。
⇒ 【26卒向け】最難関のM&Aキャピタルパートナーズに新卒で入社するには?
M&Aキャピタルパートナーズは激務なの?
M&Aキャピタルパートナーズは激務な会社といえます。同社は大型案件を得意としており、一気通貫で案件を手掛けます。そのため、作業量や交渉の準備に必要な資料の準備は原則一人で行う(※)ため、日中は顧客面談、夜は作業というような時間の使い方が日常となります。
※案件の規模に応じてチームを作ったり、複数人で手がける場合もあります。
M&Aキャピタルパートナーズの平均年収は2,269万円
M&Aキャピタルパートナーズは日本で一番年収が高い会社として有名です。ダイヤモンドの平均年収ランキングではキーエンスや三菱商事を抑えて3,161万円で首位になっています。
出所:ダイヤモンドオンライン|年収が高い会社ランキング2023【全1000社・完全版】1000万円超が79社に増加
https://diamond.jp/articles/-/329982
同業他社と比較して年収が高い理由は、大型案件が多く一人当たりの売上高が高いことが理由として挙げられます。
M&Aキャピタルパートナーズの面接では何が聞かれる?
弊社では過去にM&Aキャピタルパートナーズで何が聞かれたかという情報をデータベースで保有しています。
同社との秘密保持契約の関係でここに掲載することはできませんが、志望動機や強み・弱みと言った基本的な質問を通じて、あなたがM&A業界で活躍できる素養があるか、経営者から信頼される人間力を持っているかを判断されます。
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M&A業界の新卒採用市場の理解と対策
新卒のM&A業界の就職難易度は非常に高い
新卒でM&A仲介会社に入社することはかなり難易度が高いといえます。その理由は、業界として新卒よりも中途入社がメインだからです。新卒採用を行っているM&A仲介会社の募集人数は全企業(上場・未上場合計)で200名程度といわれ、業界自体かなり狭き門といえるでしょう。
M&A業界で求められる人材像
M&A業界で求められる人物像として以下の5つが挙げられます。
- M&Aアドバイザーへの理解と情熱
- 経営者の懐に入る人間的魅力
- やりきる力を持っている
- 誠実である
- クレバーである
上記は経営者から信頼を勝ち取り、経営者や弁護士、会計士との交渉をやりきり、成約に導くために必要な力だといえます。
4つめの誠実さは、顧客にとって一生に一度あるかないかというM&Aを少しでもいいものにしようという、誠実な人間でないとそもそもこの仕事に従事してはいけないということです。
内定を獲得するために必要な対策
多くの学生様の就活を支援している弊社が、有効と考えている対策を3つあげます。
インターンシップで法人向け新規開拓営業を経験する
M&A業界の新卒採用が一般的な企業と異なる点は、たとえ新卒者であったとしても中途の方と同じレベルのポテンシャルを求めるということです。
そのため、学生時代に社会人と同じような経験ができる長期インターンシップに参加したことがある方は内定獲得率も非常に高まります。
M&A仲介会社の中でも長期インターンを募集している企業があります。
・M&Aコンサルティング
・M&Aロイヤルアドバイザリー
・M&Aベストパートナーズ
M&A仲介会社での長期インターン経験は、特に選考や入社後に成果を上げるために非常に有効です。実際に弊社でご支援を行っていた大学生の方も、大手M&A仲介会社の内定を手にしております。
学生にとってM&Aの仕事はあまり馴染みがないと思います。ですが、インターネットやYouTubeでの情報収集を通じてM&Aの仕事の解像度を高く持ち、自分が活躍している未来を想像しておくことが重要です。
学生時代に簿記二級を取得する
簿記二級の知識はM&Aアドバイザーの仕事をする上で必要不可欠の知識です。筆者からすると、英語学習におけるABCレベルです。
そのため、学生時代に簿記二級を持っていることは面接官に対しても好印象を与えることができます。しかし、簿記二級を持っているからと言って内定を取れるわけではないので、インターンシップ等の経験を通じてさらに内定確率をアップしておきましょう。
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新卒内定者に多いM&A業界への志望理由
内定を獲得した学生に多い志望動機の一部をご紹介いたします。
圧倒的に成長したい
一番多いのはこの理由です。筆者も、自分自身の面接の時、成長したいからM&A業界にいきたいですという話をいたしました。
上述の通り、M&Aの仕事は難しい仕事に若いうちから挑戦することができる唯一無二の仕事だといえます。どんどん難しいことに挑戦することでしかビジネスマンとしての成長はないと考えていた筆者にとって最適な環境でした。
自由闊達な環境で仕事に打ち込みたい
昨今の働き方改革の影響で、仕事に打ち込みたいという方が打ち込めなくなるという逆効果が発生していると筆者は考えています。
M&A業界は自分で考えて自分で行動することが求められる業界であるため、目の前の案件を成約させるために必要なことをいつでもすることができます。
事業承継問題の解決者になりたい
案外多いのが事業承継問題に言及する志望動機です。
「団塊世代」の方々が全員75歳以上の後期高齢者になることで、国内企業の約3分の1にあたる127万社が潜在的後継者不在状態になると言われております。
経営者がいなければ会社は潰れるしかない、後継者不在問題は非常にシビアな問題です。
就職活動を通じて事業承継問題に触れた学生さんは、潰れるかもしれない優良企業を救うことができるM&Aの仕事に社会的意義を感じるかがたおおく、志望動機で話される方が多いです。
稼ぎたい
稼ぎたいという気持ちを直球で伝える方も多いです。稼ぐモチベーションは非常にわかりやすく、なぜ稼ぎたいのか、どれくらい稼ぎたいのかという質問に対応しておくことで、相手にわかりやすく熱意を伝えられるでしょう。
しかし、稼ぐというのはあくまでM&Aを成功に導けた結果ですので、その過程にあたるM&Aの仕事自体の魅力にも言及できると尚良いでしょう。
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M&A業界のキャリアパスと昇進の機会
M&A業界は、多くの会社で成約した案件数に応じて昇進していくことが多いです。昇進することで、インセンティブの条件が良くなったり、固定給が上がったりするメリットがあります。一方で、部下を持ったり教育側に回るなど責任は高くなります。
キャリアパスについては以下の表にまとめています。全て私の先輩が転職したことがある業界をピックアップしています。
まとめ
今回の記事では筆者の実体験をベースにM&A仲介業界に新卒で入るメリットや、具体的な企業、志望動機について解説をしました。
素晴らしい仕事だと思うので、皆様にもぜひ挑戦していただきたいです。
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