ソーシング・ブラザーズ株式会社は、「日本をアップデートする」をミッションに掲げ、大企業とスタートアップをつなぐイノベーション支援を行う成長企業です。
資本・人材・事業開発の3領域を横断する支援モデルを強みに、スタートアップエコシステムの発展に貢献しています。
近年はCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)支援やM&Aアドバイザリー事業にも注力しており、事業領域を拡大しながら成長を続けているのが特徴です。本記事では、同社への転職を検討している方に向けて、事業内容や社風、年収・給与体系、選考対策まで解説します。
ユニークボックス CMO
大冨 翔太郎(おおとみ しょうたろう)
新卒で大手M&A仲介会社である株式会社ストライクに入社。入社後は30件以上のM&A案件を手掛け、同社において成績上位者として表彰を受けるとともに、最年少での昇進を果たすなど数々の実績を残す。2023年5月に独立し、代表である梶川とともに合同会社ユニークボックスを設立。若手の未経験者から経営層に至るまで、多様な層の転職支援を手掛け、豊富な実績を築いている。
目次
ソーシング・ブラザーズとはどんな会社?
ソーシング・ブラザーズ株式会社は、2019年10月に設立されたスタートアップ支援特化のベンチャー企業です。まずは基本情報を確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
| 会社名 | ソーシング・ブラザーズ株式会社(SOURCING BROTHERS Co. Ltd.) |
| 設立 | 2019年10月 |
| 代表取締役 | 小澤壮太、渡邊祥太郎 |
| 本社所在地 | 東京都千代田区永田町1-11-30 サウスヒル永田町3階 |
| 資本金 | 2億5,500万円(資本準備金含む)※最新情報は公式サイト参照 |
| 社員数 | 70名(2026年3月時点) |
| 株主 | 共同創業者、SBIホールディングス株式会社 |
| 事業内容 | グロースプラットフォーム事業(CVC運営支援・採用支援・M&A支援) |
| ミッション | 「日本をアップデートする」 |
2023年2月にSBIホールディングスとの資本業務提携を締結し、SBI証券やSBIインベストメントとの連携によりスタートアップ支援領域での存在感を高めています。
大手企業出身の転職者が多数在籍し、業界未経験からの入社も多いのが特徴です。創業以来、売上は拡大しており、組織拡大を進めています。
ソーシング・ブラザーズの特徴と強み

ソーシング・ブラザーズは、CVC運営支援・スタートアップ採用支援・M&A支援の3事業を一体で運営しています。資金・人材・情報をワンストップで提供できる体制は国内でも比較的珍しいビジネスモデルであり、同社の差別化要素の一つとなっています。
CVC運営・採用支援・M&A支援をする3事業体制
ソーシング・ブラザーズが展開する3つの事業について、それぞれの概要を整理します。
CVC運営支援(Innovation Consulting)
CVC(コーポレートベンチャーキャピタル)とは、企業が自社資金でスタートアップに投資する仕組みです。同社では大企業・中堅企業に対して専属のキャピタリストやリサーチャーでチームを編成し、投資先のリサーチから投資実行まで一気通貫で支援しています。
スタートアップ採用支援(Growth Talent)
スタートアップの組織成長を支えるHR支援サービスです。シード期からレイター期まで各フェーズに合わせた採用戦略の策定からヘッドハンティングまでをサポートしており、高い採用支援実績があります。
スタートアップM&A支援(Growth M&A)
スタートアップやITベンチャーに特化した成長戦略型のM&Aアドバイザリー事業です。多くのM&A仲介会社が事業承継型に注力する中、同社はスタートアップ同士のM&Aやグロース市場の上場企業を中心とした成長戦略型M&Aを専門としています。
共同創業者の渡邊氏は、3つの柱を同時に回すことが本来のエコシステムを生み出すという趣旨の考えを示しています。この3事業一体モデルが、スタートアップの創出から出口戦略まで支援できる独自のポジションを形成しているのです。
出典:Forbes JAPAN「挑戦する人を支援する仕事に人生を賭けたい イノベーションの好循環を生み出す3つの支援」
スタートアップ特化型M&Aによるスピード成約力
同社のM&A事業部は新しい部署ですが、スタートアップ特化型の体制を構築し、スピード感のある意思決定が可能な案件を中心に取り扱っています。扱う案件はスタートアップM&Aが中心で、意思決定までのリードタイムが比較的短い傾向にあります。業務の高度なシステム化・標準化を進め、属人化を抑えたオペレーションの構築を目指し、チーム運営を徹底している点が、スピード感のある成約を可能にしている要因です。
採用ページでも、少人数チームでのOJTとテンプレート化されたノウハウ共有により、未経験者でも早期に戦力化できる環境が整っていると紹介されています。
豊富なネットワークとデータベースを活かしたマッチング力
CVC支援事業を通じて蓄積した数千社規模のスタートアップ情報と、HR事業で構築した1万人超の人材データベースを保有しています。これらがM&Aマッチングの基盤となり、通常の仲介ではつながらない買い手候補の発掘にもつながっています。
SBIグループ企業やCVC支援クライアントとの連携可能性があり、事業シナジーや成長戦略に踏み込んだ提案が可能です。単なる財務条件のマッチングにとどまらない提案力が、スタートアップM&A市場における同社の強みになります。
ソーシング・ブラザーズの社風・カルチャー

成果に基づく実力主義と若手にチャンスが与えられる成長志向の文化が共存しています。チームワークを大切にする姿勢や丁寧な育成体制も整っており、競争と協調のバランスが取れた組織です。
実力主義だが若手が活躍できる成長志向の社風
年功序列ではなく成果と貢献に基づく評価制度を採用しており、昇給・昇格のチャンスは年2回(5月・11月)です。半期ごとの評価によって若手でも短期間でポジションアップの可能性があります。
社員は大手人材会社やIT企業、金融業界など多様なバックグラウンドを持つメンバーで構成されており、刺激を与え合う環境です。
1on1で丁寧に育てる教育体制
ソーシング・ブラザーズでは、手厚い育成体制が整っています。新卒・中途を問わずOJTを中心とした教育が行われ、入社後は上司や先輩社員がマンツーマンで業務を教える仕組みです。
採用ページには「入社後は3か月間のオンボーディングプログラムに沿って、現場でのOJTと研修を並行して行い早期戦力化を実現している」と記載されています。社内では分からないことがあればすぐに周囲が助ける風通しの良さもあり、自発的に成長する社員を組織全体でバックアップする文化です。
スピード感と裁量のある働き方
ソーシング・ブラザーズ株式会社は急成長フェーズにあるベンチャー企業として、意思決定のスピードが比較的早く、若手にも積極的に裁量が与えられる環境づくりを進めています。少人数チームでの事業推進体制を採用しており、早い段階からプロジェクトの中核を担う機会がある点は大きな魅力です。
採用情報では、生産性を重視した働き方を志向していることが示されています。効率的な業務運営を前提とした体制づくりが進められており、メリハリを意識した勤務スタイルが推奨されています。
将来的に起業を目指している方や、大手企業とは異なるスピード感のある環境で力を試したい方にとって、成長機会の多いフィールドです。
ソーシング・ブラザーズの年収・給与体系

報酬体系は「固定給+事業部業績連動型賞与+決算賞与+インセンティブ」で構成されています。成果を出すほど収入が伸びる設計です。
想定年収は420万〜1,600万円と幅広い
ポジションや成果によって年収には幅があります。以下は同社の求人情報から想定した給与レンジです。
| 職種 | 想定年収 | 月給 |
| コンサルタント(CVC) | 490万〜1,120万円 | 35万〜70万円 |
| コンサルタント(シニア) | 700万〜1,600万円 | 50万〜100万円 |
| インサイドセールス | 420万〜560万円 | 30万〜40万円 |
いずれも固定残業代(45時間分)が月給に含まれ、超過分は別途支給です。昇格・昇給は年2回(5月・11月)。
求人情報の年収モデルでは、入社2年目マネージャーで年収1,200万円、入社2年目シニアキャピタリストで年収800万円という実例があります。成果を出せば20代でも年収1,000万円超えが現実的な水準です。
賞与(ボーナス)は事業部業績と個人業績を加味して決まる
賞与は年2回(5月・11月)支給で、2つの体系があります。
- 事業部業績連動型賞与:各事業部の業績と個人評価を掛け合わせて支給額が決まる
- 決算賞与:会社全体の業績が好調な場合に、全社員へ支給
努力と成果がダイレクトに給与へ反映される設計で、年齢や社歴に関係なく高収入を目指せます。
昇給は年2回で7グレード×30等級の210段階とかなり細かい
昇給・昇格は年2回(5月・11月)の評価サイクルで実施されます。
採用ページによれば、職位を7つのグレードに分け、各グレードを30の等級に細分化した合計210段階の給与テーブルを運用しています。半期に1度昇給し、年間で最大20%の昇給が見込める水準です。
実力や結果を残した社員に対しては抜擢人事も行われ、飛び級による昇格で20%を超える昇給率となるケースもあると記載されています。評価基準については選考段階で確認し、納得感を持ったうえで入社判断をすることをおすすめします。
ソーシング・ブラザーズへの転職を成功させるポイント
ソーシング・ブラザーズ株式会社は少数精鋭で事業を拡大している成長企業です。そのため、選考ではポテンシャルだけでなく再現性のある成果や志向性が重視される傾向があります。ここでは準備しておきたい3つのポイントを解説します。
1.営業実績を数字で説明できるようにする
求人情報では、法人営業経験者を歓迎する旨が記載されている職種もあります。「前年比〇%の売上成長を達成」「〇件の新規契約を獲得」といった定量的なエピソードを整理しておきましょう。
面接ではKPI達成プロセスを具体的に説明できると説得力が増します。数値で裏付けた自己PRを心がけてください。
2.M&AやCVCの基礎知識を事前にインプットする
業界未経験者にも門戸は開かれていますが、事前の業界研究は選考で見られるポイントです。M&Aの基本用語(デューデリジェンス、バリュエーションなど)やCVCの仕組みについて最低限の理解は持っておきましょう。
面接ではミッションやビジネスモデルへの理解度がチェックされます。公式サイトやメディア掲載記事に目を通し、「なぜスタートアップ支援に関わりたいのか」を自分の言葉で語れるよう準備しましょう。
3.ソーシング・ブラザーズならではの志望理由を伝える
同社はスタートアップ特化型M&Aに加え、CVC運営支援・採用支援を展開している点が特徴です。単なる仲介ではなく、企業の成長戦略全体に関わる支援モデルを構築しています。
また、掲げているミッションは「日本をアップデートする」。このビジョンにどのように共感し、自身のキャリアビジョンとどう重なるのかを具体的に語れると、志望動機の説得力が高まります。
ソーシング・ブラザーズに関するよくある質問
Q1.転職難易度はどれくらい?
少数精鋭の組織体制であることから、選考基準は比較的高い水準にあると考えられます。社員数は約70名規模で、ポスト数が限られているためです。
一方で、社員の多くが業界未経験から入社している実績もあり、ポテンシャル採用の機会はあります。ミッションへの共感や成長意欲、再現性のある成果を示せるかが重要なポイントとなるでしょう。
Q2.コンサルタントの選考フローは?
一般的な選考フローは以下のような流れです。
1.書類選考
2.一次面接(オンラインの場合あり)
3.適性検査
4.最終面接(役員面接)
5.内定・オファー面談
最終面接では役員陣との面接が実施されるケースもあり、スキル面だけではなくカルチャーフィットや将来ビジョンが重視される傾向があります。
※職種や時期によって変更される可能性があります。
Q3.営業未経験だと採用は厳しい?
中途採用では法人営業経験を歓迎要件としている職種が多く見られます。そのため、営業未経験の場合はややハードルが上がる可能性があるでしょう。
ただし、顧客折衝経験やプロジェクト推進経験など、成果創出に関わった実績があれば評価対象となり得ます。若手層であればポテンシャル採用の可能性もあり、目標達成への姿勢や自走力を具体的に示すことが重要です。
Q4.M&A業界の中だと将来性は高い?
同社がフォーカスするスタートアップM&A分野は、将来性が期待できる領域です。日本のM&A業界は従来、事業承継型が中心でしたが、近年はスタートアップのExit手段としてのM&Aが注目されており、大企業による買収も増加傾向にあります。
政府や自治体もスタートアップ支援に積極的で、同社は大阪府の国際金融都市構想における誘致企業にも採択されています。3事業一体のエコシステム構築企業という独自のポジションは、中長期的にも大きな成長余地を持つでしょう。
まとめ:ソーシング・ブラザーズで新たなキャリアの扉を開こう
ソーシング・ブラザーズ株式会社は、CVC運営支援・スタートアップ採用支援・M&A支援の3事業を展開するスタートアップ支援特化型の企業です。成長フェーズにある組織として、実力や成果に応じた評価制度を導入しており、求人情報では20代でも高年収を目指せる報酬体系が紹介されています。
また、未経験入社の実績も多く、OJTを中心とした育成体制が整備されている点も特徴です。成長志向の強い環境で、自身の市場価値を高めたい方にとって魅力的なフィールドです。
本記事で紹介した下記の準備を行うことで、選考に向けた対策をより万全にできます。
- 営業実績の定量化
- M&A・CVCの基礎知識の理解
- 同社ならではの志望理由の整理
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