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M&Aの仕事内容

【転職者向け】M&Aとは何か【元M&Aコンサルタントの解説】

本記事はこんな方におすすめ

・M&Aとは何か知りたい人
・M&Aについて正しく理解した人
・M&A業界への転職を目指している人

そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。

この記事を読むと分かること
  • M&Aとは何か
  • M&Aの種類

M&A業界に転職を目指す人はすでにM&Aとは何か理解している人もいらっしゃるかと思いますが、今回は改めてM&Aとは何か解説していきます。

代表梶川の写真

以下の実績を持つ筆者が徹底解説します

\筆者の実績/

・M&A仲介会社への転職に特化した転職支援サービスである合同会社ユニークボックス代表
・大手M&A仲介会社とベンチャーM&A仲介会社に勤務していた
・300名以上の方との面談を通して、M&A業界の転職を成功させるノウハウを確立

数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界な稀有な存在として認知していただいています。

M&Aとは

M&Aとは、株式や経営権の移動が絡む取引の総称です。日本語では、資本提携や資本業務提携と呼ばれています。

所謂ただの提携は、資本や経営権が移動していないためM&Aではありません。一方で、事業譲渡というM&Aのやり方は資本は動いていないですが、当該事業に置ける経営権が移動しているためM&Aといえます。

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M&Aの種類

M&Aには、いろいろな種類があります。今回は、M&A仲介会社が行うことが多い5つのスキームを紹介します。

  1. 株式譲渡
  2. 事業譲渡
  3. 株式交換
  4. 会社分割
  5. 合併
  6. 第三者割当増資

株式譲渡

株式譲渡はM&A仲介会社が行うM&Aの90%で採用されているスキームです。株主が所有する発行済み株式を買い手に売却するというシンプルなスキームです。

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株式譲渡が最も汎用的に使われているスキームです

事業譲渡

事業譲渡とは、売主の会社の一部の事業のみを売却する際に使われれるスキームです。株式が動くわけではないですが、当該事業の経営権が買い手に移転するためM&Aの一つといえるでしょう。

株式交換

株式交換は、買い手が上場会社となるような場合に、現金の代わりに買い手が持つ自己株式を売り手に渡すという方法です。売り手の株と買い手の株を交換するため、株式交換といわれています。

買い手のメリットは、自己株式を用いてM&Aすることができるため、現金を用意する必要が無いことが挙げられます。売り手のメリットは、M&A後に株価があがる可能性もあるため、売却した会社の成長にあわせて株式交換で取得した株の価値もあがっていく可能性があることです。

会社分割

会社分割は会社の一事業を切り出すときに用いるスキームの一つです。会社分割はそのスキームによってたくさんの種類があるため、詳しくは弁護士の方や会計士の方が解説している記事をご覧ください。

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会社分割は、スキームや税法がややこしく、難易度が高いスキームといえるでしょう

合併

合併は二つの会社が一つの会社になるプロセスのことをいいます。売り手にとって最大のデメリットは、自分の会社がなくなってしまうことです。

第三者割当増資

第三者割当増資は、新たに株式を発行し、その株を第三者に売却することで新たな株主になっていただくことをいいます。M&Aの一つではありますが、事業承継の解決や、創業者利潤の獲得という時に使うのではなく、会社の資本増強のために利用されるM&Aです。

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ベンチャー企業では、資金調達の手段の一つとして利用されています

まとめ

ひとえにM&Aと言ってもいろいろな種類があることがお分かりいただけたと思います。M&Aを進める中では、各案件の状況に応じて適切はスキームを顧客に提示することになります。研鑽を積んで、顧客に最もよいスキームを提示できるようになりましょう。

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