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営業職の平均年収はどれくらい?|業界・職種・年齢別の年収ランキング|稼げる営業マンになる方法についても解説

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ユニークボックス CEO
梶川 耀雅(かじかわ ようが)
キャリアのスタートを株式会社ストライクで切り、数々のM&A案件を手掛ける。その後、創業期の株式会社M&Aコンサルティングに転職し、設備工事、建設、製造業など幅広い業界の案件を成約に導く。
2023年5月に独立し、大冨とともに合同会社ユニークボックスを共同創業。これまでに累計500名以上のM&A業界への転職支援を行い、業界トップクラスの支援実績を誇る。

本記事のポイント

Q

営業職で稼げる業界はどこ?

A

dodaの調査によるとMRが最も平均年収の高い職種となりました。それ以外にも不動産、保険、証券は営業職として稼ぎやすい業界として知られてます。ただ、直近ではM&A仲介業界の会社が平均年収ランキングで上位を獲得しており、営業職として年収アップを求めるのであれば、おすすめの転職先となります。

Q

営業職の平均年収は?

A

dodaの調査によると営業職の平均年収は456万円となっております。ただ、営業職は業界や商材によって大きく年収が異なることは留意するべきでしょう。

営業職全体の平均年収

転職サービスdodaの調査結果によると、営業職の平均年収は456万円となっています(調査期間:2022年9月~2023年8月)。また、中央値は400万~500万円の範囲に収まっており、平均年収とほぼ一致している点が特徴です。

営業職の平均年収を見てみると、国内全体における正社員の平均年収は414万円、中央値は360万円となっており、これと比較すると営業職はやや高めの給与水準にあることがわかります。

【業界別】営業の平均年収ランキング

営業系全体の平均年収は469万円となっており、前年の456万円から13万円上昇しました。この結果、2017年以降8年間で最も高い水準となっています。また、生涯賃金の推定額は2億5,490万円です。

男女別で見ると、男性の平均年収は501万円、女性は403万円となっており、男女間でおよそ100万円の差が生じています。年齢別では、20代が395万円、30代が523万円、40代が616万円、50代以降が684万円と、年代が上がるごとに平均年収が増加する傾向が確認できます。

営業系の職種別で最も平均年収が高いのは「MR」(764万円)で、第2位が「営業-医薬品メーカー」(552万円)、第3位が「営業-銀行」(515万円)です。

営業系全体では18の職種のうち、15職種で前年から平均年収が上昇しています。特に上昇幅が大きかったのは「MR」で、前年から32万円アップしていました。MRに続くのが「営業-銀行」で、30万円の上昇となっています。

以下で、【業界別】営業の平均年収ランキングを表でまとめました。

職種平均年収(全体)男性平均年収
生涯賃金女性平均年収
MR764万円
3億5,893万円
男性823万円
女性614万円
営業ー医薬品メーカー552万円
男性606万円
女性434万円
営業ー銀行515万円
2億8,855万円
男性596万円
女性405万円
営業ー機械/電機メーカー500万円
2億6,613万円
男性519万円
女性418万円
営業ーIT/通信478万円
2億7,666万円
男性513万円
女性421万円
営業ー化学/素材メーカー470万円
2億4,060万円
男性497万円
女性388万円
営業ー住宅設備/建材メーカー468万円
2億5,794万円
男性491万円
女性383万円
営業ークレジット/信販465万円
男性501万円
女性405万円
営業ー専門商社448万円
2億4,092万円
男性466万円
女性381万円

参考:営業系の平均年収-doda

医療系の業種に関しては、成果主義が顕著な外資系企業が多く、医薬品メーカーやMRなどがトップにランクインしています。

さらに、給与水準が高いとされる金融業界や商社だけでなく、IT業界やインターネット関連業界もトップ10入り。この結果は、急速に進む社会のデジタル化が背景にあると考えられます。

IT業界では、デジタル化を支える専門人材の需要が高まっており、市場価値が高いため、給与水準が向上しているのでしょう。また、業界そのものの成長が継続していることも影響していると考えられます。

特にIT系やインターネット関連の分野では、AIやクラウドサービス、データ解析など、今後の社会を支えるテクノロジーの発展が求められています。そのため、高度なスキルを持つ人材が重視され、競争力のある給与体系が設けられているのです。

上記の業種が上位に位置する理由としては、社会全体の変化や業界特有の事情が反映されている面が大きいと思われます。専門性や成果が収入に直結しやすい業界構造が影響しているといえるでしょう。

最も営業で稼げる会社とは?平均年収ランキングで1位を獲得したM&A業界について

営業職の中でも高収入なのが、M&A業界です。東洋経済が発表した2023年の平均年収ランキングでは、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社が1位を獲得していました。

そもそもM&Aは、企業の「合併(Merger)」および「買収(Acquisition)」を意味し、企業が成長を目指すための重要な戦略の一つとして活用されています。M&Aは、市場競争をさらに活発化させ、資源を効率的に配分することで、企業の競争力を高める効果が期待できるのです。

また、経営資源を迅速に獲得したり、事業ポートフォリオを最適化したりすることで、企業価値の向上を目指すものでもあります。

特に金融業界では、M&A業務が重要な役割を担っており、多くの銀行や金融機関がM&Aアドバイザリー業務に積極的に取り組んでいます

M&A仲介会社大手4社の平均年収

M&Aの仕事ができる企業はいくつかの業態で存在しますが、平均年収が高い傾向にあるのがM&A仲介会社です。その中でも注目されているのが、業界を牽引する以下の大手4社です。

また、以下の企業は、日本の平均年収ランキングでも常に上位に位置し、その給与水準の高さが話題となっています。ここでは、それぞれの企業の特徴と平均年収を詳しく解説します。

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社

平均年収:2,478万円
(全社員の平均値、バックオフィス職も含む)

M&A業界の中でも圧倒的な年収を誇っているのが、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社です。同社は、上場企業の平均年収ランキングで9年連続トップの座を維持しています。さらに、2023年の平均年収ランキングでも1位を獲得しています。

2023年9月期の決算によると、同社は5件中1件以上が手数料1億円を超える大型案件を取り組んでいます。加えて、手数料体系が比較的低めに設定されているにも関わらず、圧倒的な案件規模で収益を確保しているのです。

また、コンサルタント1人当たりの売上高は1億5,860万円に達し、業界平均とされる7,000万円前後を大きく上回っています。

M&Aキャピタルパートナーズ株式会社の特徴として「高い採用基準」と「アウトバウンド営業力」が挙げられます。採用では、各業界のトップセールス経験者を厳選しているため、全社員が高い成果を出せる体制を実現しているのです。

さらに、アウトバウンド営業にも力を入れています。他の大手企業がインバウンド案件(紹介案件)を多く扱う中、原価のかからない高単価案件の獲得に成功しているのが大きな強みです。

年収実績(2023年9月期)

  • 在籍1年以上アドバイザーの平均:4,537万円
  • 同アドバイザーの中央値:2,425万円
  • 全社員の平均年収:2,478万円

株式会社ストライク

平均年収:1,493万円
(全社員の平均値、バックオフィス職も含む)

株式会社ストライクは、公認会計士が中心となって設立された企業で、専門性の高いM&A仲介サービスを提供しています。2023年度の有価証券報告書によれば、株式会社ストライクの平均給与は1,493万円に達しています。

株式会社ストライクでは、日本初のインターネットM&Aプラットフォーム「SMART」の運営を行っているのが大きな特徴です。

株式会社日本M&Aセンター

平均年収:1,114万円
(全社員の平均値、バックオフィス職も含む)

続いて紹介するのは、業界最大手とも言える日本M&Aセンターです。2023年度の統合報告書によると、日本M&Aセンターの平均年収は1,114万円と公表されています。

日本M&Aセンターの強みは、M&A仲介業界の中でもトップクラスのネットワークを有していることです。

具体的には、全国の300以上の地域金融機関、900以上の会計事務所、1,700を超える士業事務所との提携関係を持ち、情報量で他社を圧倒しています。

また、売り手企業(譲渡側)と買い手企業(譲受側)の担当者を分ける分担制を採用し、契約締結までスムーズにサポートする体制を整えています。

他の大手企業と比較すると、案件数の多さが特徴で、さまざまな企業のニーズに応えることで安定した収益を確保しているのです。

株式会社M&A総合研究所

平均年収:2,815万円
(2年以上在籍するM&Aアドバイザーの平均値)

AIやDXを活用し業務効率を追求することで、急成長を遂げているのがM&A総合研究所です。株式会社M&A総合研究所は年々成長率100%以上を維持しており、短期間で業界内での存在感を高めています。

未経験者でも成果を出しやすい環境が整っており、入社1年以内に約70%が案件成約を実現。1年半以内にはすべてのアドバイザーが2件以上を成約しており、そのうちの8割が3件以上を達成しています。

成果報酬型の報酬体系を採用しており、未経験者でも高収入を得られる可能性が高い環境が整っているのが大きな特徴です。

M&A仲介業界の高年収の理由とは?収入を左右する4つのポイント

M&A仲介業界は、営業職の中でも特に高年収が期待できる業界として広く認識されています。なぜM&A仲介業はここまで高収入が得られるのでしょうか?ここからは、M&A仲介業界が高年収を実現できる4つの理由を解説します。

インセンティブ制度の導入

多くのM&A仲介企業では、インセンティブ制度を採用しており、成果に基づいて給与が決まる仕組みを取り入れています。基本給に加え、実績に応じて報酬が支払われるため、営業成績が良ければその分だけ収入が増えていきます。

例えば、日本M&Aセンターでは、インセンティブ報酬が売上の最大10%に達することも。もし10億円の取引を成立させた場合、インセンティブは最大で1000万円に達する可能性があります。

上記のように、高額なインセンティブが用意されているため、多くの案件を手掛ければ、それに比例して収入も増え続けていくでしょう。

また、インセンティブ制度に上限を設けていない企業も多く、実績に応じて限界なく報酬が上がる点も、M&A仲介業界の高年収の理由となっています。

M&A仲介業界の成長性

M&A仲介業界の業績が順調に伸びていることも、営業職の高収入に繋がっています。特に、後継者問題や経営資源が不足している企業にとって、M&Aは事業を継続させる上で重要な選択肢となっています。

高齢化が進む中で、企業の存続をかけたM&Aの需要は増加する一方です。

新型コロナウイルスの影響で、飲食業や製造業などでは資金繰りに苦しんでいる企業もあり、そのような企業がM&Aを選ぶケースも多いです。

さらに、企業が新たに資本提携や事業買収を進める動きは、今後も増えていくと予測されています。業界の成長に伴い、M&A仲介業務の需要もどんどん拡大すると見込まれています

動く金額の大きさと利益率の良さ

M&A仲介業界の収益の大きな要素は、取引額の規模の大きさと、非常に高い利益率です。M&A案件では、売買金額が数十億円規模になることも珍しくありません。そのため、手数料も非常に高額になります。

基本的に、仲介手数料は約3〜5%に設定されていることが多いです。10億円規模の案件の場合で計算すると、たった1件の取引でも数千万円単位の手数料が得られることになります

これほどの規模の取引は、他の業界ではなかなか見られるものではありません。

また、M&A仲介業は、工場や倉庫、商品保管のような設備投資が少なくて済みます。基本的に、営業のスキルと人脈があれば収益を生みだせるため、事業運営のコストは他の業種に比べて比較的低く抑えられます。

そのため、得られた利益を従業員への報酬に還元しやすく、その結果、営業職の年収が高くなるのです。

実力重視の業界

M&A仲介業界は、年功序列制を廃止し、成果主義を取り入れている企業が多いため、実力次第で早期に昇進できる環境が整っています。一般的な企業では、年齢や社歴が高くなるほど昇進しやすい傾向にあります。

一方でM&A仲介業界では、成果を上げることが最も重視されるため、若手社員や中途入社者でも成果を出せば早い段階で役職に就けるのです。

役職が上がると、それに伴って基本給も増えるため、早期の昇給と高年収の実現が可能です。特に、M&A仲介業界では、若い営業パーソンでも高い成果を挙げれば、数年内に大きなポジションを手に入れられる可能性があります。

この実力重視の働き方が、業界全体の成長を後押しし、結果として高年収を実現する要因となっているのです。

M&A業界特化型転職エージェントのユニークボックスでは、M&A仲介会社出身のキャリアアドバイザーがあなたの転職活動を支援します。お気軽にご相談ください。

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【年代別】営業職の年収

営業職の年収は、年齢やキャリアの進展とともに大きく変動します。20代では経験やスキルが収入の差を生む傾向がありますが、30代以降は実績や顧客との信頼構築が重要となり、高収入に結びつく要因となります。

また、40代以降は管理職やマネジメントポジションに就くケースが増え、それに伴い年収がさらに向上する傾向にあります。

ここからは、20代、30代、そして40代以上の営業職の平均年収や収入アップのポイントを解説します。

20代営業職の平均年収

20代での営業職の平均年収は、350〜450万円程度とされています。20代という若い年代では、収入は主に勤務する企業の規模や業界、勤続年数などに左右されやすいです。

また、転職経験が少ないため、初任給や昇給の幅が限られているのが特徴です。ただし、成果報酬型のインセンティブ制度が整った企業で働いている場合、成績次第では年収が大幅に増加する可能性があります。

そのため、努力と結果が収入に直結する環境であれば、若いうちから高収入を目指すことも不可能ではありません。

30代営業職の平均年収

30代になると、営業職の平均年収は500〜600万円程度に上昇するとされています。この年代では、若手時代に積み上げた経験やスキル、さらには顧客との信頼関係が収入の安定につながります。

また、キャリアアップを目指して転職するケースも多く、業界をまたぐ転職によって大幅な収入アップを実現できる営業職も少なくありません。さらに、この時期になると、管理職やリーダー的な役割を任される機会が増え、マネジメント能力を活かすことで収入が増える可能性も広がります

40代営業職の平均年収

40代以上になると、営業職の平均年収は700〜800万円以上に達する場合があります。この年代では、多くの方が管理職やマネジメントポジションに就き、企業全体の売上を牽引する立場になることが多いです。

経験や実績が評価され、企業によっては年収が1000万円を超えることもあります。ただし、注意が必要なのは、管理職に就くと給与体系が変わる点です。

特に、営業職特有の歩合給やインセンティブがつかなくなる場合があります。その場合、管理職になったものの想定よりも収入が増えないと感じるケースもあるようです。

営業職で年収1000万円を超えることは可能?

結論からお伝えすると、営業職で年収1,000万円以上を目指すことは十分可能です。多くの企業がインセンティブ制度を採用しており、M&A仲介や不動産売買、自動車販売などの高額な商材を扱う営業職では、成果次第で高収入を得られる仕組みを整えています

ただし、こうした成果を出すためには、高い語学力や専門知識が必要とされることが多く、高収入が期待できる営業職ほどプレッシャーやストレスが大きい傾向にあります。

特に完全成果報酬型の給与体系では、実績が上がれば報酬が大幅に増える一方で、成績が振るわない場合には年収が下がるリスクもあります。

そのため、報酬だけにとらわれず、自身のスキルや経験、適性を考慮しながら業界選びを慎重に行うことが重要です。

営業の年収が上がりやすい理由

なぜ営業職は年収が上がりやすいのか、その理由を見ていきましょう。

営業職の心理的負担を支えるインセンティブ制度があるため

営業職は、新規顧客や取引先との交渉が多く、初対面の人と頻繁にコミュニケーションをとる職種です。その一方で、クレーム対応や高い要求への対処など、心理的に大きなストレスを感じる場面も少なくありません。

このような環境の中でも成果を求められるため、営業職には非常に高い精神的タフさが求められます

もちろん、コミュニケーションを楽しめる人にとっては充実感のある仕事ですが、厳しい要求や批判に直面する機会が多いのも事実です。そのような中でもやる気を保てるように取り入れられた仕組みが、「インセンティブ」や「歩合給」です。

困難な仕事をやり遂げるための「ご褒美」と考えても良いかもしれません。ただし、ご褒美を得られると同時に、他職種よりもハードな仕事をこなさなければならない「対価」であるとも言えるでしょう。

営業職の市場価値が高いため

営業職は、企業にとって欠かせない存在であるため、市場価値が非常に高い職種です。営業で培ったスキルは他の業界や職種でも応用可能であり、転職市場においても高い需要があります

そのため、営業職の経験を持つ人材は転職先でも高い収入を得やすく、キャリア形成の上で大きな武器となるのです。営業職は、転職において有利な職種の一つであると言えるでしょう。

営業職で年収を上げるには

営業職で年収を上げるためには、いくつかのポイントを意識する必要があります。具体的にどのようなポイントなのか、以下で見ていきましょう。

昇進を目指す

営業職では、昇給や昇進が年収に大きく関係してきます

昇給とは勤続年数に応じて基本給が上がることです。年功序列型の文化が根付いている企業では多くの社員が昇給を経験するでしょう。

ただし、昇給は必ずしも毎年行われるわけではなく、前年の評価結果に基づいて慎重に判断されます。評価結果によっては、昇給できない可能性も大いにあります。

一方で昇進は、役職が上がることで給与が増加する仕組みのことです。営業職では「課長」や「部長」などの役職が存在し、その地位に就くことで給与が上昇します。

ただし、昇進は会社への貢献度や成果、キャリアプランの方向性など、総合的な観点から検討されるため、求められるスキルや責任も大きくなります。企業によって昇給や昇進するための条件が異なるため、あらかじめ企業の給与体系をしっかり確認しておくことが大切です。

インセンティブを受け取る

営業インセンティブは、基本給に加えて支給される報酬制度の一つで、販売職や営業職でよく採用されています。インセンティブ制度の目的は、社員の仕事へのモチベーションを高めることです。

営業インセンティブは、成果に応じて支給されるため、新人や若手社員であっても努力次第で年収アップを目指せます。ただし、必ずしも毎月安定してもらえるわけではなく、契約件数やノルマの達成度合いに応じて変動します

また、インセンティブが個人に支払われる場合だけでなく、チームや部署単位で支給されるケースも。会社ごとに支給基準やタイミングが異なるため、自社のインセンティブ制度についてしっかり把握しておきましょう。

転職する

営業職で高収入を得たいのであれば、転職するのも1つの手です。

営業職で高収入を目指すには、以下のポイントを抑えた業界や分野を選びましょう。

  • 商品単価の高い商材を扱っている
  • 商材の利益率が高い
  • 新規開拓がメイン
  • インセンティブ制度が整っている など

例えば、不動産や医療機器などの商材は比較的単価が高いため、営業成績に応じてインセンティブも大きくなります。

また、成果主義が徹底されている外資系企業では、日系企業よりも給与水準が高い場合が多いです。

さらに、現在成長している業界を狙うのもおすすめです。M&A業界やSaaS分野は今まさに需要が拡大しており、将来的な成長も期待されています。

なお、大手企業のほうが一般的に給与水準が高い傾向にありますが、資金調達に成功しているベンチャー企業やIPO間近の企業でも、厚待遇を用意している場合があります。

特にストックオプションが付与される企業であれば、上場後に大きなリターンを得られる可能性もあります。給与だけでなく将来的な収益も考慮して、転職先を見極めましょう。

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営業職での転職を成功させるコツとは?

営業職での転職を成功させるためにも、意識しておきたいポイントがあります。

自分に合った商材や営業手法を扱う企業を選ぶ  

転職を考える際は、自分に適した商材や営業スタイルを採用している企業を選ぶことが大切です。  

「営業」と一口にいっても、会社によって取り扱う商材や営業の相手、手法は多岐にわたります。以下の表でまとめたので、参考にしてみてください。  

営業対象の顧客法人営業、個人営業
営業手法新規開拓営業、既存顧客営業、反響営業など
取り扱う商材有形商材(製品など)、無形商材(サービスなど)
営業形態メーカー営業、商社営業、代理店営業など
営業方法テレアポ、飛び込み営業、訪問営業、非対面営業など

上記の中でも、自分の得意分野や好みに合わせて選ぶべき会社は異なります。

例えば、「新しい顧客との関係構築が得意なので、新規開拓型の営業に力を入れている会社に転職する」「好きな商材を扱える代理店営業の会社に進む」などの方向性で考えるとよいでしょう。  

反対に、自分が苦手とする商材や営業手法を採用している企業に転職したとします。その結果、商品やサービスの魅力を十分に伝えられなかったり、ノルマを達成できなかったりなど、さまざまなリスクが生じる可能性があります。

そのため、転職を成功させるには、自分の得意分野や好みを正確に見極めたうえで会社選びを行うことが重要です。  

やりたいことを明確にする  

営業職に限らず、転職を考える際には「自分がやりたいこと」を明確にしておくことが大切です。事前にやりたいことを整理しておくことで、企業選びの際に優先順位をつけやすくなります。  

例えば、「お客様と長期的な関係を構築し、大きな金額が動くような案件に携わりたい」などの明確な目標があれば、自然と選ぶべき業界や商材が絞り込まれていくでしょう。

また、自分の目標が明確であれば、「なぜこの企業を選んだのか」「なぜ営業職を希望するのか」などの志望動機や将来のビジョンについても、採用担当者に分かりやすく伝えやすくなります。  

さらに、明確な目標を持っている求職者は、企業側からも「将来的に会社へ貢献してくれる人材」として評価される可能性が高まります。志望動機や自己PRを具体的に伝えられるよう、事前にしっかりと準備しておきましょう。  

スキルや経験を整理しておく  

これまでの業務を通じて培ったスキルや経験を整理し、明確にしておきましょう。  

転職では「やりたいこと」だけでなく、「自分が企業にどのように貢献できるのか」を伝えることも重要です。新卒採用とは異なり、転職の場合はある程度の社会人経験を持つことが前提となるため、企業側も「即戦力」として活躍できる人材を求めています。  

営業職の場合であれば、「売上目標を達成した経験」や「顧客の課題を見つけて解決したスキル」など、これまでの実績や強みを洗い出しておきましょう。具体的な数字やエピソードを交えることで、説得力のあるアピールができます。

転職エージェントを活用する  

「初めて転職する」「スキルや経験の整理が難しい」と感じる場合は、転職エージェントを活用することをおすすめします。  

転職エージェントは、数多くの転職をサポートしてきたプロフェッショナルです。そのため、以下のような幅広い観点からアドバイスを提供してくれます。  

  • 業界や企業研究の進め方
  • 履歴書や職務経歴書の書き方
  • 面接対策
  • 志望動機や自己PRの作成方法

特に、面接対策や自己PRに関するアドバイスは、第三者の客観的な意見を取り入れることで、より効果的な内容に仕上げられます。

また、営業職ならではの転職時の注意点やポイントもアドバイスしてもらえます。経験豊富なエージェントからのサポートを受けることで、転職の成功率が高まるでしょう。  

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よくある質問

Q:営業職の年収は他の業種と比べると高い?

A:営業職の年収は他の業種と比べても、比較的高い水準を誇っています。営業職の中でもM&A業界の給与水準が高く、年収1,000万円以上狙える可能性もあります。M&A業界は今後ますます発展していくと考えられているため、頑張りに応じて年収はどんどん上がっていくことが期待できます。

Q:営業職の給与は年齢によって異なる?

A:年齢によって異なる部分もありますが、営業職にはインセンティブ制度が採用されていることが多いです。頑張った分だけ給与に反映されるため、年齢で給与が制限される可能性は低いでしょう。

Q:営業職で年収1,000万円は狙える?

営業職でも年収1,000万円は十分に狙えます。年収1,000万円を狙うためにも、以下のポイントを意識してみましょう。

  • 昇進を目指す
  • インセンティブ報酬を狙う
  • 単価の高い商材を扱う

営業職への転職を成功させるために

本記事では、営業職の平均年収を詳しく解説しました。営業職の中でも高い年収が期待できる業界の1つがM&A仲介業界です。実際に2023年の年収ランキングでは、M&Aキャピタルパートナーズ株式会社が1位を獲得しています。

M&A業界は未経験の方でも転職しやすいのが特徴です。実際に業界未経験者の多くの方がM&A業界への転職に成功しており、年収をアップさせています。

M&A業界は成長性が今後ますます期待されており、実力主義の業界なため、頑張るほど評価されるでしょう。年収をアップさせたい方は、M&A業界への転職も視野に入れてみてはいかがでしょうか?

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