今すぐにユニークボックスに相談したい方こちら!
M&A業界の展望

【転職者向け】M&A仲介業界の市場規模を徹底解説【大手出身】

本記事はこんな方におすすめ

・M&A仲介業界の市場規模を知りたい人
・M&A仲介業界へ転職を検討している人
・上場会社の売上シェアを知りたい人

そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。

この記事を読むと分かること
  • M&A仲介業界の市場規模
  • 上場M&A仲介会社の売上シェア
  • M&A仲介の将来性

今回は、M&A仲介業界の市場規模について解説していきます。

異業種転職を考えている人にとって、転職先の業界の市場規模の大きさというのは大事な要素の一つです。

そして、その市場規模から紐解ける各上場M&A仲介会社の売上シェアや、将来性などについても解説したいと思います。

代表梶川の写真

以下の実績を持つ筆者が徹底解説します

\筆者の実績/

・M&A仲介会社への転職に特化した転職支援サービスである合同会社ユニークボックス代表
・大手M&A仲介会社とベンチャーM&A仲介会社に勤務していた
・300名以上の方との面談を通して、M&A業界の転職を成功させるノウハウを確立

数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界な稀有な存在として認知していただいています。

M&A仲介業界の市場規模は?

M&A仲介業界の市場規模は、約6,000億円と推定されます。

現在、後継者不在により黒字廃業のリスクのある会社は約62万社とされています。そのうち、M&A仲介会社が手掛けているのは、売上1億円以上の会社となりますので、62万社の約20%(売上1億円以上の会社割合)である約12万4千社がターゲットとなっています。

その12万4千社に対し、M&A仲介会社の平均成約フィーである6,000万円を掛けると、約7.5兆円となります。ただ、全社が同じタイミングで事業承継するわけではなく、事業承継は15年かけて行われると仮定すると、約7.5兆円÷15年=5,000億円となります。

この5,000億円に黒字以外の会社や、若手起業家のエグジットなど概ね1,000億円を追加し、市場規模としては、約6,000億円と推定することができます。

参考までに、日本M&Aセンター、M&A総合研究所、ストライクの市場規模に対する考え方も添付しておきます。

日本M&Aセンターが考える市場規模

日本M&Aセンターが考えるマーケットポテンシャル

参考:日本M&AセンターIR資料

日本M&AセンターのIR資料によると、マーケットポテンシャルは20兆円超と記載されております。まだまだ伸びるマーケットということが示されていますね。

M&A総合研究所が考える市場規模

M&A総研が考えるマーケットポテンシャル

参考:M&A総合研究所IR資料

市場規模を算出する際に、参考にさせていただいております。

ここで重要なのは、TAMが積みあがっていくということです。現実的に、現時点では5,530〜6,530億円のマーケットで、全て事業承継することは困難なので、年々積みあがっていく(年々マーケットが拡大していく)のは確実でしょう。

ストライクが考える市場規模

ストライクが考える市場規模

参考:ストライクIR資料

ストライクは、国内の件数ということを意識しています。これは、対外的な目標でもある日本で一番M&A件数の多い会社になるというところからでしょう。

約8,000件以上はターゲットとなるM&Aが行われているとストライクは試算しています。その数字から、ストライクが試算する市場規模は約5,000億円程度と受け取ることができます(8,000件×6,000万円=4,800億円)。

各上場会社の売上シェアは?

市場規模の約6,000億円の内、各上場M&A仲介会社が占めている売上は以下のとおりです。

①日本M&AセンターHD:約413億円(約6.8%)※2023年3月期

②M&Aキャピタルパートナーズ:約207億円(約3.5%)※2022年9月期

③ストライク:約107億円(約1.8%)※2022年9月期

④M&A総合研究所:約39億円(約0.7%)※2022年9月期

⑤名南M&A:約14億円(約0.2%)※2022年9月期

⑥オンデック:約14億円(約0.2%)※2022年11月期

上場会社が占めている市場規模に対する売上シェアは、約13.2%です。

あくまで市場規模は推定値ですが、上場会社の売上シェアが他業界と比較して低いことから、まだまだ成長産業の業界であることがわかります。

会社名売上高(直近決算)シェア率
日本M&Aセンター約413億円約6.8%
M&Aキャピタル約207億円約3.5%
ストライク約107億円約1.8%
M&A総研約39億円約0.7%
名南M&A約14億円約0.2%
オンデック約14億円約0.2%

M&A仲介の将来性は?

M&A仲介の将来性は、非常にまだまだ伸びる業界だと考えます。

理由は以下の2つです。

①現時点で上場会社のシェア率が約13.2%と低い

②マーケットはまだまだ伸び続ける

以下から、それぞれ解説していきます。

現時点で上場会社のシェア率が約13.2%と低い

上場会社のシェア率が13.2%というのは、いわゆる大手のシェアが10%を超えていますので、成長期に入っているという意味合いです。

ここから大手のシェアが50%になるまでは成長期となりますので、ここから業界として、会社として成長するでしょう。

また、業界内での再編が行われるタイミングでもあります。M&A仲介会社同士のM&Aも今後は増えてくるでしょう。

マーケットはまだまだ伸び続ける

マーケットポテンシャルは、日本M&AセンターのIR資料では約20兆円超、M&A総研の資料では約6兆円、弊社の調べでは約9兆円となっています。

更に、ここから若手起業家のエグジット案件や、海外案件(in-out)、そして今までM&A仲介会社が手を出してこなかった案件(売上100億円以上や売上1億円未満)にも進出していくことで、マーケット規模は拡大していくでしょう。

まとめ

M&A仲介の市場規模、各社の売上シェア、将来性についてお話しました。

データで分かるとおり、現在M&A仲介業界は成長期に突入しています。

一部M&A仲介業界は過熱と言われることもありますが、データで示す限りまだまだポテンシャルはあり、各人の努力次第で成功することはできるでしょう。

M&A仲介会社への転職ならユニークボックス

代表梶川の写真

下記の強みが、あなたの転職を成功に導きます!

  1. M&A業界特化型転職エージェント
  2. 大手M&A仲介会社出身のキャリアアドバイザーが多数在籍
  3. 実際に働いていたからできる綿密な面接対策で、高い内定率を実現
  4. 弊社独自の特別選考ルートを多数確保

\秘密保持の観点から記事には書けない転職情報も多数保有/

無料で転職相談する

コメント

この記事へのコメントはありません。

関連記事

TOP