・M&A仲介会社の会社数の推移について知りたい人
・M&A仲介業界への転職を考えている人
・M&A仲介業界の動向について知りたい人
そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。
- M&A仲介会社の会社数推移について
- M&A仲介業界の動向について
- M&A仲介業界の課題点について
昨今、事業承継問題やM&Aニーズの拡大により、市場規模が拡大しているM&A仲介業。今回は、M&A仲介会社の推移について、解説していきます。会社数の推移=業界の盛り上がりだと思いますので、M&A仲介業界への転職や就職を考えている方は、チェックしてみてください。
以下の実績を持つ筆者が徹底解説します
・M&A仲介会社への転職に特化した転職支援サービスである合同会社ユニークボックス代表
・大手M&A仲介会社とベンチャーM&A仲介会社に勤務していた
・300名以上の方との面談を通して、M&A業界の転職を成功させるノウハウを確立
数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界では稀有な存在として認知していただいています。
現在のM&A仲介会社数について
2023年11月21日時点では、M&A登録支援機関に登録しているM&A仲介会社の数は、2,960件となり、個人が776件、法人が2,184件となっています。
法人全体では、M&A専門業者(仲介)が648件で最多となり、次いで士業専門家が541件、コンサルティング会社が452件となっています。
従業員数という観点では、1~2人の事業者が最も多く、1,476件、20名以上の事業者は全体でも39件しかなく、これから業界全体として拡大していく傾向にあることが見れます。
M&A仲介会社の推移について
2022年度は、M&A支援機関登録の登録会社は、2,887件、2021年では2,823件と、徐々に登録会社数は増加しているものの、急増している様子ではないことが確認できています。
M&A仲介マーケットは、競争が激しくなっていることから、一時期より増加が限定的になっています。2020年は最も増加が多かった印象です。
M&A仲介業界の課題点
2017年~2020年にかけて、M&A仲介会社の数が急増している印象ですが、業界内の会社数が多くなってきたと同時に、業界の課題感も浮き彫りになってきました。
手数料欲しさに、コンプライアンス違反や情報の優位性の悪用等をする業者、M&Aアドバイザーが一定数おり、事業承継に悩んでいるオーナーが安心してM&Aを任せられる環境が崩れつつあります。
そこで、国や大手M&A仲介会社が足並みを揃えて、M&A仲介協会の発足や、M&A支援機関登録制度の開始、中小M&Aガイドラインの策定などを行ってきています。
詳しい業界内のルールや登録制度については、以下の記事をご覧ください。
まとめ
M&A仲介会社の数は増加しているものの、業界の過熱感や事業の難易度から、最近では増加傾向が留まりつつあります。
今後、M&A仲介業者の数は増えることが見込まれるものの、急激に増加することは考えにくいでしょう。
また、M&A仲介業界全体として規制や許認可制度が設けられる可能性もあります。そのような場合には、M&A仲介会社の数は微増、もしくは廃業等により減少する可能性もありそうです。
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