【独占記事】プレックス黒崎社長へインタビュー前編！マーケティングを活かした経営戦略とは？

そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。

数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界では稀有な存在として認知していただいています。

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大冨：今回は株式会社プレックス様の黒崎代表取締役に取材してきました！現在急成長中のM&A仲介事業について深掘りしていきます。

プレックス会社概要

祖業は物流の人材紹介

大冨：本日はよろしくお願いします。最初にプレックスさんの会社の説明やM&A仲介事業について、お話をお願いします。

黒崎社長：株式会社プレックス（PLEX）の黒崎（黒﨑）と申します。物流業界の人材紹介が祖業で、正社員は300人、M&A仲介部署は現在25名在籍しております。前職はSMS（株式会社エス・エム・エス）で、SaaSなどのマーケティング担当をしておりました。ビジネスのノウハウやトレンドの押さえ方などそこで学ばしていただき、プレックス創業という流れになります。

事業承継に興味を持ちM&A仲介へ参入

大冨：なぜM&A仲介業という全く違うビジネスを、新規事業として立ち上げたのでしょうか。

黒崎社長：ドライバーさんの人材紹介をしている中、物流業界の事業承継や経営資源の配分などに課題を感じていました。そこでM&Aに興味を持ったのがきっかけです。今ではマーケティングを利用してオールジャンルで展開しています。また弊社は経験者を多く採用していまして、現在16名アドバイザーがいますが、うち14名が経験者です。

大冨：経験者がこのマーケット非常に少ないので、その中でそれだけ多く集められているのはすごいですね。

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M&A仲介事業展開

マーケティングの強み

大冨：競合他社と比較したときの強みや、入社をするメリットを教えていただいてもよろしいでしょうか？

黒崎社長：我々はマーケティングを強みにしております。1年間で株価1億円以上になる企業様から年間で1300件、先月は280件ほどお問い合わせをいただきました。今月ご入社された方には、初月で28件ほど新規の商談をセットしてお渡しできています。他には経験者の方が3ヶ月目で8件アドバイザリー契約獲得されていました。月2件アドバイザリー契約も可能ではないかと踏んでいます。

大冨：強みの話でいうと、法人部、いわゆるマッチング専門の部署もあると伺いました。

黒崎社長：案件が始動すると、法人部が買い手企業様にアプローチをし、マッチングが成立しそうな場合売り手のアドバイザーへ引き継ぐ、という流れになっています。どこの業務プロセスを誰が担当するのか、成約までが長い道のりのためこのオペレーションがとても大事です。

大冨：転職活動は、最終的に「自分はどこで一番活躍できるんだろう」というところに帰着します。大手に入ればすぐに会社からアポイント月30件貰えるかというと、全然そうではありません。その中でもそれだけのアポイントを供給できるというのは、かなり強みですよね。

新規アポイントメントを獲得するために

大冨：新規アポイントメントを獲得する上で、御社ではどんな工夫をされていますか。

黒崎社長：ポイントは二つあります。企業様のリストで基盤をしっかり作ってデータ管理することが一つ。そこへ具体的な内容で確実にご提案ができるかががもう一つのポイントです。正確に企業様の情報を蓄えた上でDMやお電話を差し上げると、かなり反応が違ってきます。

大冨：組織的にデータに基づいて経営をされているんですね。他の業界での知見がそのまま生かせる、そして新たな視点に基づいてM&A仲介事業ができ、また新しい顧客へ新しい価値を提供できるという良いサイクルが回っていますね。

黒崎社長：弊社で今まで培ったものが、M&A仲介事業でも生かせていると思ってます。今後もっと新しいM＆A仲介事業を作っていきたい方とお仕事できたらいいですね。

未経験者の育成の基本はOJT

大冨：今後成長していくためには未経験者の方も採用しないといけないと思いますが、教育環境などはどのようになっていますか。

黒崎社長：経験者からのOJTを中心に行なっています。アポイントメントも割り振られますので、経験者の方もしっかり教えやすい環境です。

もう一つは、どの企業様にどんな商談訴求をするのか、業種や企業様ごとにかなりカスタマイズされたデータがあるので、未経験の方でもアポイントメントが取りやすい状況です。だいぶベースが整いつつあると思います。

大冨：成約率をどう上げていくか、というところを重点的に研修を行っているということですね。

黒崎社長：そうですね。我々も複数業界・業種の企業様をお話をすることがあるので、一律でセールスをしたところでなかなか企業様に響きません。そうなると売上にもなかなか繋がりませんので、特に気を使っています。

大冨：冒頭で様々な業界を手掛けているとおっしゃっていましたが、そういう裏があったのですね。