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企業研究記事

NEWOLD CAPITAL|「M&A以外でも企業経営をサポートする」栗原社長へ独占インタビュー

本記事はこんな方におすすめ

・M&A業界への転職を考えている人
・ベンチャーM&A仲介会社の名前の声を知りたい人
・NEWOLD CAPITALについて調べている人

そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。

この記事を読むと分かること
  • NEWOLD Capitalの経営方針
  • 栗原社長のM&Aに関する理念
  • 求める人物像
代表梶川の写真

以下の実績を持つ筆者が徹底解説します

\筆者の実績/

・M&A仲介会社特化型の転職エージェントの社長
・大手M&A仲介会社、ベンチャーM&A仲介会社で勤務経験あり
・300名以上の転職サポート経験でM&A業界への転職成功ノウハウを確立

数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界では稀有な存在として認知していただいています。

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  2. 大手M&A仲介会社出身のキャリアアドバイザーが多数在籍
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\秘密保持の観点から記事には書けない転職情報も多数保有/

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皆さまこんにちは、ユニークボックスの大冨です。

今回はNEWOLD CAPITAL栗原社長へ独占インタビューをしてきました。会社について、社風についてなど詳しく解説していきます!

NEWOLD CAPITALの志/理念

「企業・人・地域」の成長を目指す

大冨:本日はよろしくお願いいたします。まずは社長の自己紹介と会社の紹介をお願いいたします。

栗原社長NEWOLD CAPITALの栗原弘行と申します。弊社は2022年6月に創業いたしました。

NEWOLD Capitalの志

少し青臭い話からさせていただきますと、我々は企業・人・地域の成長を実現し次世代の幸せを増やすという志/理念をもってやっています。現在はM&Aを中心に事業展開をしているんですが、弊社の志にかなうような文脈であればいくつか事業展開が可能だと思っています。

現に今もM&A仲介M&A系の人材の紹介M&Aに関する教育サービスの3つを柱としています。今後も企業の成長を実現できるようなサービスラインナップを会社としてやっていくために、新規事業にも取り組んでいきたいと考えています。

大冨:M&A仲介以外の仕事を手掛けていく企業さんがまだ少ないと思っています。その中でM&A以外もやっていく信念ってどんなものなんでしょう。

栗原社長:企業にとっては、成長するための戦略としてM&A以外の選択肢もあります。私は長年企業の成長を実現するための会社になりたいという思いを持っていまして、その結果としてM&Aが非常に良いソリューションになっているだけなんですね。会社をしっかり立ち上げていくという観点で今はM&Aが事業の中心になっています。

大冨:M&Aで売却される譲渡企業の内訳を教えていただけますか。

栗原社長:後継者がいらっしゃらない、いわゆる事業承継案件はほとんどありません。恐らく9割5分くらいが企業の成長戦略としてのM&Aです。会社を次のステージへもっていきたい、単独での成長が難しいなどの理由で資金と会社を譲渡される方が多いのが、わが社の一つの特徴かもしれません。

一気通貫型で企業をサポート

大冨:次に、M&Aの仕事の仕方について教えていただければと思います。一気通貫型、売り買いわかれ、最近だとハイブリッド型も出てきていますが、御社はどこに入るんでしょうか。

栗原社長基本的には一気通貫型です。ただ本当に一人でやるというよりは、上司が付いたり会計士がついたりしているケースが多い印象です。我々の会社のコンセプトとして、入り口のソーシングだけはアドバイザリー本部の方から切り出したいと思っているんですよ。いまここを強化していて、相当数のアポイントをアドバイザー本部のメンバーに供給できるようになっています。当然初めのうちはソーシングもしっかり経験してもらって工数が多い苦労なども自分で感じていただきますが、基本的にはソーシングの先は一気通貫で行っています

栗原社長のキャリア

証券会社を経てM&A業界へ

大冨:それでは次に、栗原社長の人物像に迫りたいと思います。どういう経歴でここまでやってこられたか、お話をお聞かせください。

栗原社長:慶応義塾大学を卒業しまして、2006年に証券会社へ入社しました。当時M&Aがニュースで非常に話題になっていまして、ホリエモンがワイドショーで騒がれたり楽天がTBSを買収しようとしていたり、村上ファンドが阪急阪神に対して買収を仕掛けている、などとにかくそういうニュースが多く流れていた。そんな中でM&Aへの憧れを募らせたわけです。ただ具体的にM&Aがやりたくて証券会社へ入ったわけではなく、待遇面に惹かれて入社しました。

いわゆるリテール営業本店に配属されまして、そこで中小中堅企業のオーナーの方へ新規開拓をして資産運用のご提案をさせていただくというお仕事をしていました。1年ほどリテール営業を行って、ある程度最低限の営業力や社会人の基礎が築けた、M&Aに挑戦したいなと思いまして、ご縁がありまして2008年に日本M&Aセンターへ入社いたしました。証券会社には1年9か月しかいませんでしたので、実質M&A一筋になります。

大冨:そうなるとM&A歴は15、6年くらいになりますよね。愚問かもしれませんが、今まで何件くらいM&Aの案件を手掛けられてきたんでしょう。

栗原社長:部下のサポートも含めると、300件は超えると思います。個人ベースだと70~80件くらいですね。

「M&Aは一つの手段でしかない」という志を持って起業の道へ

大冨:そんな中で、どういう理由があって起業されたんでしょうか。

栗原社長:冒頭にも申し上げましたが、M&Aは一つの手段でしかないと志に抱えているような会社を作りたいということで立ち上げたんですよね。大きな組織の中でやろうともしましたがなかなか自分の力不足で出来ず、であれば理想の会社を作って本質的に社会の役に立てるような存在になりたいという気持ちがあって起業しました。

大冨:M&Aで独立したいというよりは、会社の成長を支える全てのサポートができるような会社として独立させる一つがM&Aという位置づけということですね。確かにM&Aアドバイザーとして仕事していると、M&Aのソリューションしか提供できないことにもどかしさを感じることもありますよね。毎回M&Aが最適解ではないと思うので、本当に会社の役に立ちたい・経営者の成長を支えたいという信念を持っている方が、御社にはあっていそうなイメージです。

NEWOLD CAPITALの教育体制

大冨:成長戦略型のM&Aは受託のハードルって結構高い印象があるのですが、組織的に実現していくために教育体制ではどんな工夫をされていますか。

栗原社長:元々この会社を立ち上げた当初から我々の成長戦略の大きな柱として、いかに未経験者の方を採用して早期にM&Aアドバイザーへ育成できるかというのがポイントでした。今年(取材時2023年)も新卒を6人取りまして、2か月間がっつり研修を行いました

研修は座学が中心ですが、現場でも知識を活かせるようにロールプレイも取り入れてしっかりアウトプットしていただくことも大事にしています。例えば譲渡契約書の説明やひな形の作成などをやってもらい、我々経営陣がお客様役として対峙して、新卒の彼らに説明してもらう。終わったらそれに対してフィードバックを行って、改善してまたロープレ、みたいなことを行っていました。

大冨:かなり丁寧に教育をされているんですね。僕が新卒で入社した時は、名刺の渡し方だけ説明されてあとはいってらっしゃい!という感じでした(笑)うらやましいなと思います。未経験の方も安心して入社できますね

会社の全体像

5wayの価値観が基礎となった「いい人」の多い社風

大冨:次に、NEWOLD CAPITALの社風についてお聞かせください。どういう方が多いんでしょう。

栗原社長:ざっくりいうと、いい人が多いですね。我々5wayという価値観を掲げていまして、ピラミッド構成の下から[人間性・清涼感・主体性・成長マインド・成長アクション]として上に行けば行くほど難易度が上がります。最低限人間性・清涼感・主体性の三つの観点を持っている方を必ず採用しようと考えています。我々のモットーとして、仮に能力がなくても、やる気や人間性がしっかりしたものであれば教育できると思っています。そういう人たちの集まりが中長期で見た時に安定的な成長と良い空気感を醸し出して本当に社会に必要とされる会社になるだろう、という価値観で採用活動をしています。当然ゴリゴリの営業力があって強い方もたくさんいますが、前提としていい人が多いという背景なんですよね。

NEWOLD CAPITALの求める人物像

大冨:NEWOLD CAPITALさんに入社したい方に向けてお話しいただければと思います。求める人物像はどんな方でしょうか。

栗原社長:先ほど申し上げた通り、弊社の5wayの価値観に合う方。当然経験者の方にはどういったM&Aをやられてこられたかなどのお話もさせていただきますが、未経験・経験者・新卒に関わらず前提として価値観や我々の志に共感していただけるか、そしてなぜ共感していただけるかなどを深掘りさせていただきまして、お互いにいいねとなれば是非うちに来ていただきたいですね。

教育・研修は経営の最重要プライオリティというイメージで会社としても私個人としても取り組んでいます。早期にM&Aアドバイザーとして一人前になりたい方には活躍していただける環境が出来ていると思います。新卒の方や未経験の方でも研修から半年で成約していますので、結果論かもしれませんが我々の思想が正しいと証明できています。

加えて、我々M&Aだけやっているわけではないので経営人材の紹介と両方できますといったことが出来たりすると、本当にお客様の成長戦略の実現化サポートが可能になります。プレイヤーとしてはそういう道をご提供できるかなと思っています。

他にも、将来起業したい人にも非常に良い仕事だと思いますし、会社としても明確に経営者としての能力を養っていただく道も考えております。キャリアや機会、チャンスはしっかりご提供できる会社でありたいというところです。

M&A仲介業界の展望

大冨:栗原社長から見て、M&A仲介業界の将来性についてはどのようなお考えでしょうか。転職者の方の中には、「2025年問題」後はM&A業界はきついんじゃないかという話をされる方もいまして……。

2025年問題:国民の5人に1人が後期高齢者(75歳以上)という超高齢化社会を迎えることで、雇用や医療、福祉など社会にもたらす諸問題を指します。(日本M&Aセンター記事より引用)

栗原社長:マクロ全体で見ると、別に悪くないと思います。後継者問題が前提としてありますので、マーケットとしては伸びていますね。ただそこに参入していくM&Aプレイヤーがどんどん増えています。この状況ですと、さらに二極化が進んでいくと思います。今後より質の高さやM&Aの本質的な部分が問われるようになってきている。

大冨:確かにM&Aの仕事自体は、資格もいらないので手を挙げれば誰でもできる状況じゃないですか。その中で質のいい提案ができるアドバイザーじゃないと今後は仕事が取れなくなる、ということですかね。

栗原社長:そう思いますね。それにお客様も未経験の方の教育のされ方などよく見ていらっしゃると思います。この業界が未経験、それこそ企業の決算書も読めない・ビジネスの話もできない方が活躍するようになったのは恐らくここ5年くらいなんですよ。未経験の方が多く参入してきて、それ自体はとてもいいことなんですが、野放しにするのは違います。業界が信頼を失わないよう、質を担保してく・高めていく努力が必要だと思っています。

栗原社長からのメッセージ

大冨:御社と他社、両方の内定を出していてどちらに入社するか悩んでいる方を想定して、何かメッセージをいただいてもよろしいですか。

栗原社長我々は一人前のM&Aアドバイザーへ早期に育成する自信があります。また我々の志である、「企業・人・地域の成長を実現し次世代の幸せを増やす」という軸は今後も絶対ぶれずにやってまいりますので、一人前のM&Aアドバイザーになった後のキャリアもしっかりご提供させていただきます。他社さんと違った志を弊社は持っていますので、そういったユニークさにご賛同いただける方は弊社をお選びいただくと今後のキャリアが更に広がっていけるんじゃないかと思っております。

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