・M&Aキャピタルパートナーズに転職をしたい人
・M&Aキャピタルパートナーズの年収が高い理由を知りたい人
・M&A仲介業界へ関心を持っている人
そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。
- M&Aキャピタルパートナーズの年収が高い理由について
- M&Aキャピタルパートナーズについて
- M&A仲介業界について
M&Aキャピタルパートナーズは、2023年度の平均年収ランキングで1位を獲得しており、平均年収は約3,161万円です。この記録は、前年の平均年収である2,688万円を大幅に上回る他、2014年から9年連続で平均年収ランキング1位となっています。
参考:1位はM&A仲介会社の3161万円…平均年収が高い「全国トップ500社」ランキング2022
今回は、年収が高い会社として知られているM&Aキャピタルパートナーズの年収が高い理由や、M&Aキャピタルパートナーズでの年収推移、そしてM&Aキャピタルパートナーズの特徴などを解説していきます。
M&A仲介業界、M&Aキャピタルパートナーズに転職を希望している方は必見です!
以下の実績を持つ筆者が徹底解説します
・M&A仲介会社への転職に特化した転職支援サービスである合同会社ユニークボックス代表
・大手M&A仲介会社とベンチャーM&A仲介会社に勤務していた
・300名以上の方との面談を通して、M&A業界の転職を成功させるノウハウを確立
数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界では稀有な存在として認知していただいています。
M&Aキャピタルパートナーズの年収が日本一である理由
M&Aキャピタルパートナーズの年収が日本一である理由は、以下の通りです。
- M&A仲介業界の業界構造
- その中でも大型案件に強みを持っている
- インセンティブ制度がある
それぞれについて、解説していきます。
M&A仲介業界の業界構造
M&A仲介業界は、手数料ビジネスの中で、高利益率を誇る業界です。日本の中堅中小企業の事業承継問題をM&Aという手段を用いて解決する事が主な業務であるM&A仲介業界ですが、日本の高齢化によりニーズはどんどん高まってきている状況です。また、昔までは親族が会社を継ぐということが一般的ではありましたが、今では村社会からの解放や情報の民主化などで、親族が会社を継がないという事も増えてきています。
その関係で、M&A仲介マーケットは右肩あがりで成長しており、設備投資などが不要で、人さえいたら完結してしまうM&A仲介会社は高収益、高利益率を叩きだすことができます。
従って、人が一番大事な資産であり、人に投資をすることが会社の成長になるため、年収が高くなります。
その中でも大型案件に強みを持っている
他のM&A仲介会社と比較して、M&Aキャピタルパートナーズは大型案件に強みを持っています。
※大型案件とは、手数料で1億円以上の案件を指します。
大型案件といえば、M&Aキャピタルパートナーズと言われるほど、業界での認知度や世間からの認知度が上がっています。
一般的にM&A業界の平均的な案件サイズは、株価で5億円前後ですが、M&Aキャピタルパートナーズの平均的な案件サイズは、株価で15億円前後となっています。
大型案件はMACPという認知が大型化に拍車をかけているよ!
そして大型案件であればあるほど、M&A仲介会社に入る手数料収入が大きくなるので、その結果人件費に当たる金額も大きくなるという構造です。
一般的に、M&A業界の平均手数料は約5,000万円ですが、M&Aキャピタルパートナーズの平均手数料は1億円を超えています。
インセンティブ制度がある
M&Aキャピタルパートナーズには、手数料収入の内の一部を担当者に還元するインセンティブ制度があります。
インセンティブ制度によって、先に解説した高額な手数料収入の一部が従業員の給与となるため、高い年収となっています。
M&Aキャピタルパートナーズの平均手数料は1億円を超えていますので、その内の20%が還元されるとした場合には、2,000万円が給与、インセンティブという事になります。
かなり夢のある業界、会社です。
M&Aキャピタルパートナーズの年収推移
M&Aキャピタルパートナーズの年収推移について、1年目と2年目以降で解説をしていきます。
1年目
M&Aキャピタルパートナーズの1年目社員(未成約)の平均年収は、600万円から800万円程度だと推測されます。
インセンティブで稼ぐM&A業界のイメージですが、仮に未成約の場合であっても、日本の平均年収を大きく上回っています。
ここで鋭い方は、M&Aキャピタルパートナーズの求人を見て「基本給420万円」ではないのかという疑問を持つでしょう。
M&Aキャピタルパートナーズは、成約に関係なく日々のアクションに対して支払れるインセンティブがありますので、未成約であっても平均年収600万円から800万円がとなっています。
リスクの高いM&A業界の中で、成約以外のインセンティブがあることは、有難い事ですね。
もちろん、1年目に案件を成約させた場合は、非常に大きなインセンティブを獲得することができます!
未成約でも不自由ない暮らしを送ることができる!
2年目以降
M&Aキャピタルパートナーズの2年目以降の社員の平均年収は、4,106万円となっています。とんでもない数字ですね。
中央値は、2,656万円となっていますので、一部の人が平均年収を上げているというのはありますが、多くの人1,000万円を超えているのがわかります。
M&Aキャピタルパートナーズの特徴
M&Aキャピタルパートナーズの特徴は以下の通りです。
- 案件規模が大きい
- コンサルタントの質が高い
- 一気通貫型のM&A仲介業
それぞれについて、以下から解説をしていきます。
案件規模が大きい
M&Aキャピタルパートナーズは、取り扱う案件の規模感が他のM&A仲介会社と比較して大型である特徴があります。
M&A仲介業界の平均的な案件規模感は、株価で約5億円前後ですが、M&Aキャピタルパートナーズの場合は、平均的な株価で約15億円前後となっています。
そして、1,000億円を超えるM&Aの仲介も手掛けており、代表的な案件では、DHC×オリックスの案件は、M&Aキャピタルパートナーズが仲介しています。
参考:独立系M&A仲介、相次ぐ大型案件 DHC3000億円買収も
業界経験者からすると、平均株式価値で15億円というのは、とんでもない数字であることながら、DHCクラスの何千億のM&Aを仲介しているというのは、想像の範疇を超えてくる凄さを持っています。
コンサルタントの質が高い
M&Aキャピタルパートナーズのコンサルタントは、業界の中でも最もレベルの高いコンサルタント集団として知られています。M&Aキャピタルパートナーズは、「数」より「質」を大切にする会社文化であり、コンサルタントの採用も厳選です。
その理由は、大型案件を得意とするM&Aキャピタルパートナーズですので、大型案件を成約する、受託するというのは、並大抵の能力では務まらないからです。その文化にフィットする能力を合わせ持った人を採用するということになりますので、必然的に能力地の高いビジネスマンが採用されるに至り、レベルの高いコンサルタント集団ができあがります。
一気通貫型のM&A仲介業
昨今、M&Aコンサルタントが一連のM&Aプロセスを全て一人で担うのではなく、一部を社内の専門部隊に委託したり、分業化が進んでいる傾向にM&A業界としてはあります。しかし、M&Aキャピタルパートナーズは、一気通貫型で、一人のコンサルタントがM&Aのプロセスの始まりから終わりまで全てを担うスタイルです。
特に、DMやコールドコールを自ら手をかけて行うということを大切にしており、DMの発送もコンサルタントが行いますので、気持ちの籠った営業活動ができるでしょう。
数より質を重視するMACPならではですね!
M&Aキャピタルパートナーズの転職難易度
M&Aキャピタルパートナーズの転職難易度は非常に高いです。M&A仲介業界への転職難易度が高い中で、M&AキャピタルパートナーズはM&A仲介業界の中でもトップクラスの難易度を誇ります。
理由は、コンサルタントの質を重視している採用方針にあります。
未経験者の転職の場合、各業界でトップクラスの実績を誇っている人物が求められています。特に、営業職の場合は、トップ10%以内には入っている必要があります。
M&Aキャピタルパートナーズの求人
M&Aキャピタルパートナーズへの転職を検討している方向けに、M&Aキャピタルパートナーズの求人情報を記載いたします。
仕事内容
上場企業・大手企業の成長戦略ニーズや、中堅・中小企業の潜在的な事業承継ニーズに対し、アウトバウンド営業を通じて譲渡検討企業のソーシングを行っております。その後、譲受企業とのマッチング~エグゼキューション~クロージングまで、M&Aのすべての工程を1人のアドバイザーで対応しています。
譲渡企業、譲受企業の双方をソーシングいたしますので、ご提案の幅は無限大といっても過言ではありません。成長戦略/事業承継などM&Aで生み出せる価値は、一人ひとりのアドバイザーの裁量に委ねられています。
やりがい
M&Aは、お客さまにとって「人生の転機」となる大きな取引です。M&Aアドバイザーは全ての企業経営者を支えるM&Aのプロフェッショナルとして、ひたすら企業、そしてお客さまのより良い未来を考え、常に最適なご提案・ご支援を行っていきます。M&A成約時にはお客さまから直接感謝のお言葉をいただくことも多く、大きな達成感と満足感を得られる究極の仕事です。
またM&Aによって、世の中を動かすような事例を創り出すこともできます。
自身が担当したM&Aが新聞などに掲載され、業界地図を塗り替えるようなインパクトをもたらすといったケースも。特に弊社においてはビッグディールが多いため、世の中へのインパクトの大きさをより強く感じることができるでしょう。
求める人物像
M&Aキャピタルパートナーズの求人サイトによると、募集資格や募集条件は以下の通りの記載がなされています。
■学歴
大学卒業以上■年齢
20代後半~40代前半まで■必要要件
下記いずれかのご経験が必須・金融業界(銀行・証券・保険等)の営業経験(2年以上)で成績TOP10%程度
https://www.ma-cp.com/recruit/entry/ma_advisor.html
・会計士/弁護士 資格保有で営業志向のある方
・他業界のトップセールス
※それぞれ有資格者のみ対象
※上記に加え、クライアントや社内とのコミュニケーションが円滑に取れることが必須
給与体系
給与体系は、固定給+インセンティブという構成になっています。年収実績は以下の通りです。
■年収実績
2022年9月期
・年収3,161万円(全社員平均)
・年収4,106万円(在籍1年超アドバイザー平均)
・年収2,656万円(在籍1年超アドバイザー中央値)2021年9月期期
・年収2,688万円(全社員平均)
・年収3,594万円(在籍1年超アドバイザー平均)
・年収2,512万円(在籍1年超アドバイザー中央値)2020年9月期
・年収2,269万円(全社員平均)
・年収3,245万円(在籍1年超アドバイザー平均)
・年収2,328万円(在籍1年超アドバイザー中央値)■給与内訳
(月額固定給×12ヶ月)+インセンティブ+360度評価インセンティブ
昇給・昇格は年2回(4月・10月)■諸手当
残業手当/通勤手当(月額5万円まで実費支給)/慶弔見舞金(社内規定による)/社会保険完備
https://www.ma-cp.com/recruit/entry/ma_advisor.html
勤務地・交通
本社:東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー36階
※但し、将来拠点拡大による通勤の可能性あり
勤務時間
8:00~17:00(所定労働時間:8時間0分)
休憩時間:60分
時間外労働有無:有
休日・休暇
完全週休2日制(休日は土日祝)
年間有給休暇10日~20日(下限日数は、入社半年経過後の付与日数となります)
年間休日日数124日
年末年始休暇(12/29~1/3)、夏季休暇(8/13~8/15)、慶弔休暇、産休育休、半日有給休暇取得可
各種制度
社内表彰制度あり(四半期毎)
納会(四半期毎)
社員旅行(年1回)
選考フロー
面接回数3回の一般的な選考フローです。
1次:部長面接 → 2次:社長面接 → 3次:会食面接
※選考プロセス・回数は変更の可能性もございます。
※面接前に合否関係なしの適性検査を受検いただきます。
※リファレンスチェックを実施する場合がございます。
※ご応募~内定まで1カ月程度を想定しています。
M&Aキャピタルパートナーズへの転職を成功させるには
M&Aキャピタルパートナーズへの転職方法としては、エージェントを活用することやリファラル採用、そして自己応募があります。今回は、M&Aキャピタルパートナーズへの転職を成功させるためにおすすめな方法を解説していきたいと思います。
M&A業界に強いエージェントを活用する
大多数の人が、一番初めに思いつく手段としては転職エージェントを活用するという方法だと思います。ただ、転職エージェントといっても多種多様であり、全業種幅広く管轄しているエージェントから業界特化型のエージェントもあります。
M&A業界に転職する場合には、業界特化型エージェント、すなわちM&A業界特化型エージェントを活用するべきです。
その理由は、大きく以下の3つです。
- M&Aの仕事はブラックボックスであり外からでは理解しにくい内容である
- M&A仲介会社ごとの特徴について、仕事内容は変わらないため外からではわかりにくい
- 面接情報の質が高い
M&A業界特化型エージェントの場合には、M&Aの仕事についても正確に理解することができますし、会社ごとの特徴についても丁寧に教えてもらうことができるでしょう。また、面接情報においても、業界に特化しているため情報の質が高く、業界特化型エージェントを活用しない理由はありません。
その中でも、弊社ユニークボックスは、キャリアアドバイザーが全員M&A業界経験者という事から、どのアドバイザーであっても正確に仕事内容お伝えすることができるので、おすすめです。また、面接情報についても長年培ってきたデータが膨大にありますので、その情報を基に面接対策ができるのでおすすめです。
リファラル採用を活用する
ご自身が転職したいM&A仲介会社に知り合いがいる場合に活用できる手段です。リファラル採用の場合には、通常のエージェントや自己応募のプロセスとは異なり、特別なルートで選考に臨むことができる場合もあります。リファラル採用が活用できる場合には、リファラル採用を活用するということも有効な手段の一つでしょう。
しかし、面接対策などはできないため、面接慣れしていなかったり、面接で話す内容に自信がない方は、エージェントに頼ってもいいかもしれません。
自己応募する
自分で会社の採用ページやHPから問い合わせをして、応募するという手段です。恐らく、最も割合の少ない応募手段だと思います。自己応募の場合には、先方とのやり取りや面接日程の調整などをご自身でやる必要がありますので、慎重に進めていく必要があります。
面接対策や会社の情報についての収集をご自身単独でやっていく必要がありますので、あまりおすすめできる手段ではありません。
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