・M&A総合研究所に興味のある方
・M&A総合研究所へ転職したい方
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そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。
- 第一線で活躍するM&Aプレイヤーの仕事のコツ
- M&A総合研究所で働くメリット
- 女性ならではの苦労
以下の実績を持つ筆者が徹底解説します
・M&A仲介会社特化型の転職エージェントの社長
・大手M&A仲介会社、ベンチャーM&A仲介会社で勤務経験あり
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無料で転職相談するこんにちは!ユニークボックスの梶川です。今回はM&A総合研究所のスーパープレイヤー・福地和子さんへ、会社の魅力や面接突破のヒントなどを取材してきました。是非最後までご覧ください!
業界初の女性M&Aアドバイザー
前職はP&Gのコンサル営業
梶川:本日はよろしくお願いいたします。まずは自己紹介からお願いいたします。
福地:M&A総合研究所、企業情報第二本部1部の福地和子と申します。年齢は30歳(取材時)で、前職はP&Gジャパンという洗剤の会社で営業をしていました。
梶川:P&Gさんではどういうお仕事をやってらっしゃったんでしょうか。
福地:ドラッグストアやスーパーマーケットなどの小売店へ営業に行きまして、P&Gで製造している製品(洗剤や柔軟剤など)を利用してどういう風に売上を作っていくかというコンサルティングセールスの業務を行っていました。
梶川:前職でもご活躍されていたかと思うんですが、そんな中何故転職しようと考えられたんでしょうか。
福地:P&Gはとても良い会社で、上長やチームメンバーにも恵まれていましたし不満はありませんでした。ただ営業として何かもう一歩成長したいなという気持ちが芽生えてきまして、実力に見合った評価を頂ける会社に行ってみたいと思ったのがきっかけでした。
梶川:転職活動の際に、業界は色々見られましたか?それともM&A業界だけでしょうか。
福地:M&A業界だけです。前職で担当していた大手ドラッグストアさんが活発にM&Aを行っていたんですね。間近で小売店の業界編成を見ていたのもあり、M&A業界に興味を惹かれました。
女性でも採用してくれたM&A総研
梶川:M&A業界に転職活動を進めていく中でいろんな会社から内定を頂いたと思うんですが、その中でM&A総研さんを選んだ理由を教えてください。
福地:理由は大きく二つあります。一つは、他のM&A企業と明確に差別化されているのを感じたことです。例えばDX化やIT化、成約のスピードの速さなど、明確な違いがありました。
もう一つは、内定をたくさんいただいていたらよかったんですが、実は他のM&A企業は、女性だからという理由で全部落ちているんですよ。男性社会の中で女性を採用するハードルがある中で取ってもらったのが個人的には非常に嬉しかったです。その中で結果を出してみたいなと思ったのもありますし、考え方などが何かこの会社がもっと大きくなっているんだろうなというのを感じました。
梶川:面接ではどういうアピールをして内定を取れたとご自身で思いましたか。
福地:P&Gという異業種から転職してきているので、前職の経験を話すときはどういう困難に直面してどういう風に乗り越えたか、最終的にどういう結果に結びついたかをパッケージで話すようにしていました。業界未経験ということもあったので、例えば財務の知識やM&Aの知識の基礎部分などをしっかり勉強している、これからも勉強していくことをお話するようにはしていました。
梶川:しっかり下準備されたこと、ご自身の実績をお伝え出来たというところがポイントですね。
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無料で転職相談してみる評価は年齢・性別関係ない、結果を出していくことが大事
胸躍る営業環境
梶川:M&A総研第1号の女性アドバイザーですが、何か不安なことなどありましたか。
福地:正直不安がゼロだったかと言われると嘘になりますが、その不安以上に楽しみが勝っていました。男性がたくさんいる中で女性は働きにくいかもという想像はありましたが、それよりもしっかり結果を出せば評価をしてくれる環境や、どんなご譲渡の企業さんを任せてもらえるかということにすごくワクワクしていました。すごくポジティブに考えていましたね。
梶川:最初の案件はいわゆるコールドコール(架電営業)で獲得されたんですか。
福地:そうですね。コールドコールもしますし、あとはDM送付も行っていました。
梶川:案件が増加するとコールドコールする時間やDM作成の時間も限られてくるかと思うんですが、皆さんはどのようにやってらっしゃるんですか。
福地:社内システム上コールドコールやDM送付をしやすい環境で誰でも使えるような感じになっています。やりにくいとかあまり考えられないほど、環境が整っていますね。
年間成約件数なんと5件!入念な準備が成功の秘訣
梶川:今年の契約数だけでもかなりご活躍されているとお伺いしているんですが、直近ではいかがですか。
福地:(取材日時点)昨日もちょうど1件成約させていただきまして、今年に入ってこれで3件目で、来月も1件成約予定でございます。うまくいけば今年だけで5件ほど成約できる予定です。
梶川:素晴らしいですね。主にどんな案件を成約されているんでしょうか。
福地:スーパーマーケットのご譲渡企業さんを担当させていただいたときは、前職の経験が活きたなと思いました。業界用語がわかったり、慣習になじみがあったり、どういうフローでビジネスが回っているか理解しやすかったのもありました。はじめはスーパーや小売店が多かったですが、今は様々な業種のM&Aを担当させていただいています。
梶川:業界としては未経験だったと思いますが、その中で苦労したポイントはありますか。
福地:どこに転職してもそうだと思いますが、最初の内はわからないことだらけじゃないですか。でもオーナーさんにとっては本当に一生に一度のご譲渡でとても大事な局面にあります。その中で私が何か知らない状況は絶対に許されないと思うんです。ですから商談の内容を先回りしてリスクや課題、これから何が起きるのかというところをしっかり自分の中でつかんだ上で前に進めていくことは、気を付けていたポイントですね。時間もかなりかけて取り組んでいました。
梶川:それは何かご自身で時間を設けてやられていたのか、それとも会社でそういう仕組みがあって取り組んでいたのか、いかがですか。
福地:両方ですかね。自分で本を数冊買ってしっかり勉強もしましたし、会社の仕組み的に育てる環境というのが整っていますので、チームの上司や先輩に一緒に面談に同席いただいたこともありますし、よく質問もしていました。ただ基本は一人で訪問するスタイルです。あくまでお客さんの前ではプロフェッショナルでいる。
その場でわからないことが発生しないように、事前に起きる可能性のあることを隅から隅まで調べ尽くして、何を言われても対応できるような状態にして面談に臨んでいます。何が起こるかも考えるのは難しいですが、先輩などにすごく聞きやすい環境でしたので、とても助かっています。
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無料で転職相談してみる徐々に増えています!女性アドバイザー
梶川:話は変わりますが、現在御社で女性のM&Aアドバイザーは何名くらいいらっしゃるんでしょうか。
福地:ご譲渡企業さん担当の情報部という部署には私を含めて3名、譲受企業さん向けの法人部には2名の合計5名です。
梶川:男性がかなり多いと思うんですが、やりにくさや肩身の狭さは感じたりしますか。
福地:肩身の狭さは全くありません。会社自体が年齢や性別、バックグラウンドなど何も関係なく自分がいかに結果を出したかで評価してもらえる環境です。社外だと日本の企業のオーナーさんは圧倒的に男性の方なので、いろんな考えをお持ちの方もいらっしゃいます。ただこれはM&A業界に限った話ではないので、この業界特有の話ではないですね。
梶川:この業界に入ってよかったなと思ったことはありますか。
福地:前職ではルーティーンの仕事、短期だったり1年だったり同じサイクルを回しながら仕事をしていくというのがあると思いますが、M&Aに関してはサイクルは同一だとしても内容が全然異なってきます。担当させてもらう企業さんによっては業種も業態も違えば強み弱みも違う。毎回新鮮さがあって学ぶことがたくさんあってとても楽しくて、よかったなと思います。
そして再三になりますが、自分が出した結果の分だけしっかり評価していただけるのが他の業界にはあまりありません。そこは本当に良いポイントだと思っています。
スーパープレイヤーからひと言
梶川:最後に、M&A業界に転職を考えている方へむけて、一言メッセージをお願いします。
福地:業界に転職しようと思っている方は、本当に成長の機会もたくさんあってとても楽しい仕事なので、是非機会があれば一緒に仕事したいなとおもっています。女性でM&Aアドバイザーになろうか悩まれている方も中にはいると思います。この令和の時代にまだまだ男性社会ですが、これが事実です。その中で躊躇していることがもしあるようでしたら、私のような人もいるんだなと少し思い出していただいて、選考を受けてみてほしいなと思います。もし何かご不安があればいつでもご相談いただけたらと思いますので、一緒に頑張っていきましょう!
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