
ユニークボックス CMO
大冨 翔太郎(おおとみ しょうたろう)
新卒で大手M&A仲介会社である株式会社ストライクに入社。入社後は30件以上のM&A案件を手掛け、同社において成績上位者として表彰を受けるとともに、最年少での昇進を果たすなど数々の実績を残す。2023年5月に独立し、代表である梶川とともに合同会社ユニークボックスを設立。若手の未経験者から経営層に至るまで、多様な層の転職支援を手掛け、豊富な実績を築いている。
現在、急激な需要の拡大により、積極的に人材採用を行っている業界といえば、M&A仲介業界でしょう。その中でも、創業5年で大手M&A仲介会社にまで成長したM&A総合研究所について解説をしていきます。
転職難易度について気になっている方、自分でも転職できる可能性はあるの?と思っている方はぜひ最後まで読んでください
Q
M&A総合研究所はどんな会社?
A
M&A総合研究所は就活・転職市場で非常に人気なM&A仲介会社の1つです。同社はM&A業界にデータドリブンや、AI、DXの考えを持ち込み、業務効率化に取り組んでおります。設立からわずか3年8か月で東証グロース市場に上場を果たすなど急成長中の企業です。
関連記事:M&A総合研究所はどんな会社か(会社概要|年収|評判|選考対策)
Q
M&A総合研究所の就職難易度は?
A
M&A総合研究所の就職・転職難易度は非常に高いです。採用倍率は公表されておりませんが、新卒・中途問わず人気な企業であるため、その倍率は高いと言えるでしょう。ただ、必ずしもM&A業界経験が求められる訳ではなくビジネスマンとしてのポテンシャルがあるかどうかを見られます。そのためコミュニケーションの取り方や経験の棚卸など、面接準備の徹底は欠かせません。
目次
M&A総合研究所はどんな会社?
最初に、M&A総合研究所について解説を行います。
基本的な情報をおさらい
M&A総合研究所は、日本の大手M&A仲介会社の1社です。文字通りの急成長をしている会社で、4年で上場企業になりました。
会社概要
M&A総合研究所の会社概要は以下の通りです。
会社名 | 株式会社M&A総合研究所 |
代表取締役 | 佐上峻作 |
設立 | 2018年10月 |
従業員数 | 271名 |
住所 | 東京本社 大阪オフィス 名古屋オフィス 福岡オフィス |
ホームページ | https://masouken.com/ |
連絡先 | 0120-401-970 |
通称 | MA総研総研 |
事業内容 | M&A仲介事業 |
ビジネスモデル
M&A総合研究所のビジネスモデルは、M&A仲介業です。M&A仲介業とは、会社を売却したい人と会社を買収したい人を繋げる仕事で、ただ繋げるだけではM&Aが成立しないため必要なコンサルティングを行います。
M&A仲介の仕事の流れ
M&A仲介の仕事は以下の流れで進むことがスタンダードです。
- ソーシング
- マッチング
- エグゼキューション
ソーシングでは、電話やDM、紹介ルートなどで、「会社を売却したい人」を見つけます。その後は、買い手とのマッチングを行います。ここまでで、会社を売却したい人と買収したい人がセットできたことになりますが、それだけではM&Aは成立しません。
したがって、エグゼキューションを行います。それは、デューディリジェンスと呼ばれる、会社の監査や契約書の調整を行うのです。
全て終われば、最終的に成約となります。
顧客は、経営者が中心。交渉相手は、公認会計士や弁護士などの士業という側面で、非常に高いコミュニケーション能力と専門知識が求められる仕事です。
M&A総合研究所の特徴
M&A総合研究所の特徴は、以下の三つが挙げられます。
- M&A業務にAIやDXを本格的に活かした最初の会社
- 上場企業では唯一の完全成功報酬制
- データドリブン経営
一つ一つ解説をしていきます。
M&A業務にAIやDXを本格的に活かした最初の会社
元々M&A仲介業界は、非常にアナログの業界でした。案件管理はエクセル、必ずしもM&Aアドバイザーがやらなくてもいい事務も全部行う、マッチングは勘と言うような具合です。
ですが、ここ数年、そのような状況を是正するためにAIやDXを活用する会社が増えてきましたが、M&A総合研究所はまさにその典型とも言える会社です。
佐上社長がエンジニア上がりであることもプラスに働いています。
上場企業では唯一の完全成功報酬制
完全成功報酬制を大手で採用したのもM&A総合研究所が最初です。同業他社も成功報酬制を前面に打ち出してはいますが、実態としては着手金や基本合意報酬といった、成功報酬以外の報酬体系を採用している会社が多いです。
元々M&Aコンサルタントとして働いていた私の考え的に、着手金や基本合意報酬があることは、必ずしも顧客にとって悪いものではありません。理由は、一定の「踏み絵」をさせることで、より安全にM&Aが進められると言う側面もあるからです。
しかし、顧客からするとわかりにくい料金体系に思えると思うので、M&A総合研究所の料金体系は非常に顧客からの支持を集めいています。
M&A総合研究所の業績推移
M&A総合研究所は、急成長企業です。業績推移は以下の通りです。

文字通りの急成長を遂げていらっしゃいますね。
M&A総合研究所の就職難易度は?
M&A総合研究所の就職難易度は非常に高いです。
しかし、同業のM&Aキャピタルパートナーズ等の「トップ営業しか採用しない」という採用方針ではなく、M&A仲介の仕事に向いていそうな人であれば、未経験でもポテンシャル採用されることがあります。
M&A総合研究所の採用大学は?
M&A総合研究所の採用YouTubeチャンネルを拝見すると、以下の大学からの入社があるそうです。
- 関西学院大学
- 青山学院大学
- 筑波大学
- 立命館大学
- 立教大学
- 日本大学
M&A総合研究所の求める人物像や選考フロー?
M&A総合研究所の採用ページの情報に基づき、M&A総合研究所への転職について解説します。
求める人物像
M&A総合研究所の採用サイトには、求める人物像が乗っているため、以下に記載させていただききました。
- 論理的思考能力とパーソナリティ
- 熱意とバイタリティー
- カルチャーフィット
いずれもM&Aアドバイザーとして活躍するに必要な要素ですね。総じてM&A総合研究所が選考を通じてみているポイントは、オーナー営業に耐えられる思考力やコミュニケーション能力を持っているかと言う点です。そこに留意して面接や書類選考を行いましょう。
選考対策
M&A総合研究所の選考を突破するためには、まず過去のご自身の成果を棚卸しましょう。望ましい経験としては、新規営業で高い成果を上げた経験です。定量的に見せることができる成果については、エビデンスとともにその成果をアピールしましょう。
未経験の完全異業種からの転職を希望する方は、直接的にM&Aの仕事につながるような経験は少ないと思います。そのような方は、現職でぶつかった困難と、その解決策をパッケージにして説明するようにしましょう。
M&Aアドバイザーの仕事は、どんな困難があっても乗り越えていくんだと言う気概が必要になる仕事です。そのようなコンピテンシーがアピールできるエピソードを話すようにしましょう。
M&A総合研究所の選考フロー
M&A総合研究所の選考フローは以下の通りです。
書類選考→1次面接→2次面接→最終面接→内定
選考の流れとしては一般的だと思います。また、コンサルで良く採用されているケース面接は無いので安心してください。あくまでパーソナリティー重視の選考です。
M&A総合研究所に向いている人の特徴
M&A総合研究所の転職に向いているは以下の特徴を持っていらっしゃる方です。
- やりがいを持って高難度の仕事に取り組みたい方
- M&A仲介の仕事へ意義を感じる方
- 実力主義の環境で勝負してみたい方
背景について一つ一つ解説をしていきます。
やりがいを持って高難度の仕事に取り組みたい方
M&A業界に転職してくる方の多くが、やりがいを持って高難易度の仕事をしたいという方です。
特に銀行や証券会社の出身の方は、活躍しているけど仕事のやりがいを感じられないという人が一定数いらっしゃり、転職する方が多いです。
M&A仲介の仕事へ意義を感じる方
よく年収を目標に転職を希望する方がいらっしゃいますが、年収だけを目標に選考を受けると、良い結果にならない傾向があります。
理由としては、M&A仲介業界で成果を出すことはそれなりに大変だからです。「やってみて、結構大変だから、まあお金は稼げなかったけど生きていけるからいいか」となってしまうのではないかいう印象が、面接官に持たれてしまうのです。
M&A仲介会社の社会的な意義や仕事の内容についてしっかりと調べて、M&A仲介プレイヤーとして生きていく覚悟と責任を魅せることが重要です。
実力主義の環境で勝負してみたい方
他の業界でトップ営業だった方の不満が、「がんばっても給料があがらない」ということです。そのため、がんばったら頑張っただけ稼ぐことができるM&A仲介業界は唯一無二の環境といえるため、そのような方は転職に向いていると思います。
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