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企業研究記事

M&A仲介の上場企業を紹介!特徴やメリットを解説

本記事はこんな方におすすめ

・上場M&A仲介会社について知りたい人
・M&A仲介会社の分析方法を知りたい人
・M&A仲介会社の種類

そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。

この記事を読むと分かること
  • 全8社の上場M&A仲介会社
  • M&A仲介会社の選び方
  • 上場していることのメリット
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以下の実績を持つ筆者が徹底解説します

\筆者の実績/

・M&A仲介会社特化型の転職エージェントの社長
・大手M&A仲介会社、ベンチャーM&A仲介会社で勤務経験あり
・300名以上の転職サポート経験でM&A業界への転職成功ノウハウを確立

数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界では稀有な存在として認知していただいています。

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M&A仲介会社への転職ならユニークボックス

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下記の強みが、あなたの転職を成功に導きます!

  1. M&A業界特化型転職エージェント
  2. 大手M&A仲介会社出身のキャリアアドバイザーが多数在籍
  3. 実際に働いていたからできる綿密な面接対策で、高い内定率を実現
  4. 弊社独自の特別選考ルートを多数確保

\秘密保持の観点から記事には書けない転職情報も多数保有/

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M&A仲介とは?役割やFAとの違い

そもそもM&A仲介とは何か、役割やしばしば聞かれるFAとの違いについて解説していきます。

M&A仲介会社を活用するメリットとは?

M&A仲介会社が一気に成長している理由は、中堅中小会社の事業承継型ニーズの増加によりM&A仲介会社ニーズが一気に増加しているからです。

さて、M&A仲介会社を活用するニーズは、売り手と買い手のマッチングがスムーズに行える点にあります。中堅中小企業のM&Aは多数対多数のマッチングとなるため、経営者が自ら行おうとすると非常に時間とコストがかかります。

一方で、M&A仲介会社は買い手の情報を、全国全業種で収集しており、日本全国から売り手にあった会社を紹介することができます。

これがM&A仲介会社を活用する最大のメリットです。

デメリットは、高額な成功報酬が発生することです。最低報酬制度があり、小規模な会社がM&Aをする場合、売却金額に対して手数料の割合が高くなることがあります。

弊社では、M&A業界出身のキャリアアドバイザーがあなたの転職を専任サポートします。お気軽にご相談ください。

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M&A仲介会社同士の違いはどういうものがあるのか

M&A仲介会社同士の違いを理解するためには、以下の三つの観点で分析しましょう

  1. 一気通貫型か売り買い分かれ型か、ハイブリッド型か
  2. 上場大手企業かベンチャー企業か
  3. 全業種対応型か業種特化型か

一つ一つ解説していきます。

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会社によって事業内容が変わらないので、違いが分かりにくですよね

1.一気通貫型か売り買い分かれ型か、ハイブリッド型か

売り手と買い手が同じ担当者が対応するタイプを、一気通貫型と呼びます。最も主流のやり方で、担当者は「すべて自分でできる」ため非常にやりがいをもって仕事ができます。一方で、担当者がすべて対応するため会社が案件の進捗を管理しにくくなることや、倫理観の欠如したアドバイザーだと利益相反行為を勝手にしてしまうリスクがあります。

売り買い分かれ型は、文字通り売り手と買い手が別の担当者が行います。しかし、法人の内部で担当者が分かれるだけなので、会社としては仲介型となります。メリットは、非常に効率的にM&Aが行えるということです。一方で、社内の売り手と買い手の担当者間での会話が発生するため、認識の齟齬やコミュニケーションコストが発生することがあります。

ハイブリッド型は、一気通貫型で行いますが、マッチングの部分は専門部署の担当者が行います。したがって、一気通貫型の課題であった不効率な部分を解消するやり方です。

2.上場企業かベンチャー企業か

上場大手企業かベンチャー企業かも重要な要素です。上場大手企業といえるのは、大手4社と呼ばれる、日本M&Aセンター、M&Aキャピタルパートナーズ、ストライク、M&A総合研究所の4社しかありません。

これらはM&Aアドバイザー数が約200名以上在籍している規模感です。

ベンチャー企業は、主に2018年以降に設立された会社で、上場を目指しているような成長性のことを示します。

大手企業には大手企業の安心感がありますが、ベンチャーにはベンチャーの会社が急成長していく過程を楽しむことができるという魅力があります。

3.全業種対応型か業種特化型か

M&A仲介会社の中には、業種やエリアを絞って、営業展開をしている会社があります。そのような会社は、特定の業界で詳しくなることができますが、一方でその業種のM&Aしかできないというデメリットがあります。

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自分に合ったM&A仲介会社を見つけましょう!

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FAとは何が違う?

FAとM&A仲介はビジネスモデルが大きく異なります。

M&A仲介会社は、売り手と買い手の間に立ち、両者の落としどころ探る形で交渉を進めていきます。一方で、FAは売り手と買い手どちらか一方のアドバイザーとして、クライアントにスキームの提案や条件交渉、デューデリジェンスのサポート等、一連に必要となる仕事をすべて対応します。

FAとM&A仲介もM&Aを成約させることで成功報酬を受領するビジネスモデルです。

上場M&A仲介会社会社一覧【全8社】

会社名設立年月上場年月代表者URL
日本M&Aセンター1991年2006年10月(東証プライム市場)三宅 卓https://www.nihon-ma.co.jp/
ストライク1997年2016年6月(東証プライム市場)荒井  邦彦https://www.strike.co.jp/
M&Aキャピタルパートナーズ2005年2013年11月(東証プライム市場)中村 悟https://www.ma-cp.com/
M&A総合研究所2018年2022年6月(東証グロース市場)佐上 峻作https://masouken.com/
オンデック2007年2020年12月(東証グロース市場)久保 良介https://www.ondeck.jp/
名南M&A2014年2019年12月(名証メイン市場)篠田 康人https://www.meinan-ma.com/
ペアキャピタル2020年2022年9月12日(東京プロマーケット)田中 哲https://p-capital.co.jp/
ジャパンM&Aソリューション2019年2023年10月24日(東証グロース市場)三橋 透https://jpmas.jp/

各社の特徴について、それぞれ以下から解説していきます。

大手4社について

最初に大手4社を解説して行きます。大手4社とそれ以外のM&A仲介会社で大きく異なるのは、組織的にM&Aを行うか、それ以外かという点です。やはり大手は在籍しているM&Aコンサルタントの数も多いため、組織的に買い手を見つけたり、会社として売り手の情報を収集したりといったことが可能です。

日本M&Aセンター

日本M&Aセンターは、業界最大手のガリバー的存在の会社です。従業員数も1,000名を超える唯一のM&A仲介会社で頭一つ抜けた存在となっています。同社の強みは、金融機関や税理士事務所とのネットワークで、自動的にM&Aの案件が持ち込まれる力にあります。

M&Aキャピタルパートナーズ

M&Aキャピタルパートナーズは、売上高2位のM&A仲介会社です。圧倒的な「直接提案力」に特徴があり、一本の電話や一通のDMから巨大案件を発掘してくる高い営業力を持つM&Aコンサルタントが多く在籍しています。代表的な案件としては、DHC×オリックスの案件があります。

ストライク

ストライクは、売上高第3位のM&A仲介会社です。経営方針は、日本M&Aセンターのネットワーク力とM&Aキャピタルパートナーズの直接提案力の両方を強化していく方向性となっています。人材のバックグラウンドとしては、金融機関の出身者が多いです。

M&A総合研究所

M&A総合研究所は、2018年10月に創業したばかりのM&A仲介会社ですが、既に大手M&A仲介会社の1社となっています。時価総額では既に他社を抜いており今最も成長性が高い会社といえると思います。特徴はDXやAIを活用した超効率的なM&A仲介業務にあります。

弊社では、M&A業界出身のキャリアアドバイザーがあなたの転職を専任サポートします。お気軽にご相談ください。

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大手以外の上場M&A仲介会社

売上規模や時価総額の観点から大手ではないものの、上場しているM&A仲介会社もあります。

オンデック

オンデックは 大阪府に本社を構えるM&A仲介会社です。業界でも歴史のある会社で、創業から18年の歴史があります。またM&A仲介にこだわらず、案件の状況に応じてFAでも対応することができる特徴があります。

名南M&A

名南M&Aは、税理士事務所を母体に持つ、M&A仲介会社です。地域密着にこだわり、東海エリアの金融機関との提携により地域に根付いたM&Aを行っています。2001年事業開始以降、成約件数、アドバイザー数ともに東海地方トップクラスの実績を誇ります。

税理士事務所がバックにあることで、非常に高い専門性に基づくM&Aコンサルティングが可能になっており、顧客からの信頼につながっています。

ペアキャピタル

ペアキャピタルは、日本M&Aセンターとfundbookの2社を経験し、2020年に独立した田中哲氏によって設立されたM&A仲介会社です。業界最速で株式公開されており、現在東京プロマーケットに上場しています。

業界内でも一番インセンティブ料率が高く、30%から50%です。(業界的には10%から20%の会社が多いです。)

働きやすさナンバーワンといえるでしょう。

ジャパンM&Aソリューション

2023年の10月に上場したばかりのジャパンM&Aソリューションは、「相談されたら断らない」という、顧客に寄り添ったM&Aコンサルティングサービスを提供しています。大手M&A仲介会社の場合は、最低報酬や譲渡案件の財務内容を鑑みて断らざるを得ないこともあるのですが、同社は違います。

弊社では、M&A業界出身のキャリアアドバイザーがあなたの転職を専任サポートします。お気軽にご相談ください。

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上場M&A企業の特徴

転職活動の中で、上場しているか否かは安心材料になるでしょう。顧客から見たときにも、上場会社であるというのはM&A仲介会社の安心材料になります。M&Aアドバイザーから見たときに、上場会社の特徴を解説していきます。

幅広い業界への実績とノウハウが蓄積されている

多くの上場M&A仲介会社は、全国全業種対応型のM&A仲介会社です。このため、案件の実績に基づくノウハウや買い手の情報が蓄積しており、案件を成立させやすい環境が構築されています。

また、案件を紹介してくれるパートナー金融機関や税理士法人からの信頼も上がりますので、案件のソーシング力も高いといえるでしょう。

分業化が進んでおり効率的な営業フローができている

上場M&A仲介会社は、人材採用に積極的にコストを使っており、バックオフィスの人員も充実しています。したがって、M&AアドバイザーはM&Aアドバイザーの仕事に集中することができます。

つまり、<span class=”line-maker2″>結果が出やすい環境</span>が整っているといえるでしょう。

代表梶川の写真

上場していても、ベンチャーでも、やることややれることに差異がないのが、M&A業界の特徴です!

まとめ

上場しているM&A仲介会社はここ3年程度で急速に増えました。よく調べると各社特徴がありますね。この記事を参考に、各社の違いをつかんでください。

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