【実は！】インセンティブ率の高いM&A仲介会社＝稼げるではない？

そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。

今回は、M&A仲介会社への転職を検討している人に向けて、インセンティブ率の高いM&A仲介会社に入るメリットとデメリットについて、お話していきたいと思います。また、インセンティブ率の高いということは、どういう事かということについてもお話していきます。

数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界な稀有な存在として認知していただいています。

インセンティブ率の高いM&A仲介会社は？

M&A仲介会社には、インセンティブという概念があり、この概念は自身の売上に対するボーナスのようなイメージです。業界平均としては、20%前後ですが、インセンティブがない会社（0%）もあれば、インセンティブが40%前後の会社まであります。

個社毎のインセンティブ率については、各社非公開であるため、ここで解説することは避けますが、お問い合わせいただけましたらお伝えできますので、気になる方は是非こちらからお問い合わせください。【各社のインセンティブ率を確認する】

さて、単純に考えたらインセンティブ率が高い会社のほうが稼ぎやすいという話になるのですが、なぜインセンティブ率が高い会社にコンサルタントが集中していないのでしょうか。それは、インセンティブ率が高いという事によるメリットとデメリットがあるからです。

次項よりその事について、解説していきます。

インセンティブ率が高いM&A仲介会社のメリット

まず、メリットとしては、以下のポイントがあります。

基本的には、全てお金に直結する事がメリットとなります。仮に売上が1億円の場合、A社でインセンティブ率が30%、B社でインセンティブ率が10%の場合には、A社のほうが2,000万円もインセンティブが高いので、給与としてはかなりの乖離となります。

インセンティブが高いM&A仲介会社のデメリット

デメリットとしては、以下のポイントがあります。

インセンティブが高いという事は、会社としての売上高の用途として、人件費の割合がかなり膨らむことになります。従って、社内への投資やシステム投資にお金が回りにくくなるため、社内インフラ、システムが整いにくくなってしまいます。

また、リスクとリターンは見合うという観点から、インセンティブが高い会社というのは、固定給が低くなるという傾向もあります。

M&A業界の転職を検討されましたら、こちらからお問い合わせください。

インセンティブ率が高い＝稼げるではない！？

インセンティブが高い会社のメリットとデメリットについて記載しました。お伝えしたかった事は、必ずしもインセンティブ率が高い＝稼げるというわけではないということです。

理由は、インセンティブ率が高い＝投資に回りにくくなるという事ですので、仕組みが整いにくい環境が出来上がります。

あくまで、M&A仲介会社の給与は、売上高に対するインセンティブ率で決まるので、案件が決まらないとインセンティブはゼロです。

従って、インセンティブ率の高さと社内インフラ、働きやすさみたいな指標は逆相関の関係になりやすく、注意が必要です。

しかし、経験者でバリバリやれるという方については、インセンティブ率が高い会社のほうがいいでしょう。理由は単純で、特に社内インフラ、働きやすさは度外視で受託ができる方というのは、会社の看板や制度に左右されず、安定的な成績を残すことができるからです。

未経験者の方は、インセンティブ率の高さとインフラ、働きやすさの観点をバランスを見ながら、ご自身のスタイルに合わせて選んでいくことをおすすめします。

まとめ

インセンティブ率の高いM&A仲介会社のメリットとデメリット、特徴などをお話しました。各社インセンティブ率が非公開というところから、具体的なお話ができなかったのが残念ではありますが、インセンティブ率が高い＝稼ぎやすい、という訳ではないということは理解いただけたかと思います。各社のインセンティブ率について知りたい方は、以下フォームからお問い合わせください。