司法書士がM&A仲介への転職で有利な理由３選！

そんな方のために、本記事では以下のことを解説します。

今回は、司法書士の資格を持つ方に向けて、司法書士の資格がM&A仲介への転職で有利に働く理由を３つお伝えしたいと思います。転職活動を検討している司法書士の方は、是非ご覧になってみてください！

数多くの転職エージェントが存在していますが、「実際に勤務していたからこそ可能な独自の選考対策」が可能な会社はかなり少ないです。その中でも、弊社は大手とベンチャーの両方のM&A仲介会社で勤務したことがあるため、業界では稀有な存在として認知していただいています。

M&A仲介業界とは？

そもそも、M&A仲介業界とは、M&Aの仲介を生業とする業界の事であり、会社を譲渡したいという売主と、会社を買収したいという買主をマッチングさせて、M&Aの成約までサポートする仕事になります。詳細は以下の記事をご覧ください。

>>【経験者の解説】M&A仲介のビジネスモデルについて【図解付】

司法書士の資格が有利な理由３選

さて、本題になりますが、司法書士の資格が有利な理由は以下の３つです。

それぞれについて、以下から解説しています。

法務の知識に精通している

まず、司法書士が有利な理由としては、法務の知識に精通していることがあります。M&Aは総合格闘技と呼ばれるように、ビジネス、財務、税務、法務、労務など幅広い知識やスキルが求められる仕事です。

そこで、司法書士の資格を保有していることで、法務のスキルについては担保できますので、M&A業界への転職においては有利に働くでしょう。

また、合わせて会計士が有利に働く理由も同じようなことが挙げられますので、気になる方はチェックしてみてください。

>>【専門家の転職】会計士がM&A仲介への転職で有利な理由3選！

M&Aを進める上で司法書士ならではの独占業務がある

M&Aを進める上で、登記の申請業務など、法務局に提出する必要のある書類の作成が必要なことがあります。この業務は、司法書士の独占業務であるため、司法書士の資格を持つ人以外は行ってはいけないと法律で定められています。
従って、上記の業務が発生した場合、通常では、外部の司法書士と連携をしながら作成することが多いのですが、仮にM&Aアドバイザーが司法書士の資格を持っていたら、かなりスムーズに案件が進み、クライアントの負担も少なくなるでしょう。

そのような事から、司法書士の資格は有利に働くことがあります。

M&Aアドバイザー以外にも選択権がある

士業ならではの選択肢なのですが、M&Aアドバイザー以外でも、M&A仲介会社の中で活躍の場があることが、選考上有利に働きます。

当たり前ですが、仕事には向き不向きがあり、M&A仲介の仕事にトライしてみたら、案外向いていないかも？というケースもあったりします。

そこで、資格を持っていない人では、M&Aアドバイザーの仕事しか基本的にはポジションがないので、他の会社に転職するということが大筋の選択肢になってくるのですが、仮に司法書士の資格を持っている場合には、他の会社に転職せずに、そのM&A仲介会社で、法務関係の仕事につくということもできたりします。

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まとめ

司法書士がM&A仲介会社への転職で有利に働く理由は理解できましたでしょうか。一言で

表すと、法務関係のスキルが高いからということになります。

クライアントは初めてのM&Aであることが多く、全ての事に対して不安がいっぱいです。特に、法律の観点では、素人のクライアントが多いですから、司法書士ならではの高い法務スキルを使って、クライアントからの信頼を獲得することができるでしょう。

司法書士のM&Aアドバイザーに対する割合としては、ほんの僅かしかいません。士業の中では会計士が最も多く、弁護士、司法書士は少ない状況です。しかし、M&A仲介会社は司法書士の資格を保有したM&Aアドバイザーを求めていますので、今は比較的優遇されることが予想されます。

注意点として、司法書士の資格があるからといって、必ず内定を獲得できるわけではありません。あくまで、ポジティブに働く一つの要素というだけです。大事な事は、しっかりと業界研究や企業研究をし、選考対策をした上で、選考に臨むということです。

M&A仲介業界に転職を検討している司法書士の方は、是非弊社までお問い合わせください。